抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,Lipschitz連続である非線形性を持つ勾配フローの離散化に適した高次陰的陽的(IMEX)Runge-Kutta(RK)法のグループの開発と解析に焦点を合わせた。これらのIMEX-RK法は,安定化技術のおかげで,時間ステップサイズに何ら制限なしに元のエネルギー散逸特性を保存できることを実証した。安定化定数は,IMEX-RKのBatcher表から生じる最小固有値にのみ依存した。さらに,IMEX-RKスキームが元のエネルギー散逸特性を保存できるか否かを決定できる簡単な枠組みを確立した。また,打ち切り誤差に基づく発見的収束解析を示した。これは,線形高次単一ステップスキームが,一般勾配流に対して無条件に元のエネルギー安定性を保証できることを証明する最初の研究である。さらに,確立したフレームワークを満足するいくつかの高次IMEX-RK方式を提供した。特に,エネルギーを低減する新しい4段3次IMEX-RKスキームを発見した。最後に,提案した方法の安定性と精度特性を実証する数値例を示した。【JST機械翻訳】