抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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地球ニュートリノの研究は,粒子実験と地球科学の新しい学際的主題である。カリウム-40( ̄40K)崩壊は地球の放射熱のおよそ1/3に寄与するが,それは実験観測からまだ不足している。液体シンチレータを用いた太陽ニュートリノ実験は,ウランとトリウムのジオニュートリノを観測し,低バックグラウンドニュートリノ検出において最も有望であった。本論文では, ̄40Kジオニュートリノのニュートリノ-電子弾性散乱過程を検出するために,液体シンチレータCherenkov検出器を使用する新しい概念を提示した。低速液体シンチレータを用いた液体シンチレーションCherenkov検出器は,荷電粒子に対するエネルギーと方向測定の両方によってこの目標を達成できる。方向性を考えると,従来の液体シンチレータ検出器における太陽ニュートリノから生じる支配的な固有バックグラウンドを著しく抑制できる。低速液体シンチレータ検出器における太陽およびジオニュートリノ散乱をシミュレートし,反跳電子に対するエネルギーおよび方向再構成を実行した。 ̄40Kジオニュートリノがキロトンスケール検出器において3つの標準偏差精度で検出できることを見出した。【JST・京大機械翻訳】