抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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単語埋込みは,任意の自然言語処理実践者のツールセットにおける標準資源になった。モノリンガル単語埋込みは特定の言語の文脈において単語に関する情報を符号化するが,交差言語埋込みは2つ以上の言語から単語埋込みが一緒に統合される多言語空間を定義する。現在の最先端の手法は,モノリンガル対応物の構造を保存する直交変換を通して,2つの互いに素なモノリンガルベクトル空間を整列させることによって,これらの埋込みを学習する。本研究では,与えられた単語のベクトル表現と,それらの平均に近い翻訳をもたらすことを目的として,この初期アラインメントステップ後に追加の変換を適用することを提案した。この付加的変換が非直交であるので,それはまたモノリンガル空間の構造に影響を及ぼす。提案アプローチはモノリンガル空間の統合とモノリンガル空間自体の品質を改善することを示した。さらに,この変換が任意の言語数に適用できるので,真の多言語空間を効果的に得ることができる。得られた(モノリンガルとマルチリンガル)空間は,標準固有タスク,即ち,辞書誘導と単語類似性,および交差言語ハイパーニム発見と交差言語自然言語推論のような外因性タスクにおいて,現在の最先端技術に対して一貫した利得を示す。【JST・京大機械翻訳】