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J-GLOBAL ID:202202216857917774   整理番号:22A0729232

ヒト卵巣組織凍結保存のための3つのルーチン低速凍結法の解凍後および培養比較:組織学的,分子的およびホルモン的側面【JST・京大機械翻訳】

Post-thawing and culture comparison of three routine slow freezing methods for human ovarian tissue cryopreservation: Histological, molecular, and hormonal aspects
著者 (5件):
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巻: 104  ページ: 32-41  発行年: 2022年 
JST資料番号: W1674A  ISSN: 0011-2240  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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3つの予め確立されたルーチンの遅い凍結(SF)法から金標準を見つけるため,9つの経性個体の卵巣皮質組織を凍結保存し,対照(新鮮)試料と同様に互いに比較した。SFの組織学的,ゲノム的および内分泌学的影響を,解凍後および7日間の培養期間後に評価した。SF1は,ベース媒体(BM)に10%のジメチル-スルホキシド(Me_2SO)を含み,SF_2はBMにおいて1.5M/Lのエチレングリコール(EG)と0.1M/Lのショ糖を有し,SF_3はBMにおいて6%のMe_2SO,6%のEGと0.15M/Lのショ糖から成った。皮質組織ストリップはプログラム化冷却プロセス下にあり,液体窒素に貯蔵された。組織学的基準(組織損傷および卵胞品質)ならびに遺伝子発現レベルを,解凍および対照組織において評価した。解凍および対照組織の半分を7日間培養し,それらの組織学,遺伝的プロファイルおよびホルモン状態を血管張力効果の反映として検討した。解凍後の組織損傷は,すべての群の間で類似していたが,培養後,有意に増加した(P<0.05)。高品質卵胞のパーセンテージは,解凍と培養後の全てのSFsで減少し(P<0.05),解凍後のSF3の類似性を除き,対照と比べて減少した。解凍および培養後の組織の遺伝子プロファイルは,対照試料と比較して,SF1および2における静止/活性化バランスおよびSF3における有意なダウンレギュレーションを示した(P<0.05)。解凍後のBAX:BCL2はSF1およびSF3における対照より高かった(P<0.05)が,SF2におけるこの比率は対照と類似していた。しかし,培養後,この比率はSF3における対照のそれと類似しており,SF1および2において減少した(P<0.05)。ギャップ結合遺伝子の発現レベルは,すべての群で劇的な前および後融解変動を示した。培養後,SF3のエストラジオールはSF1と2より有意に高かった(P<0.05)。加えて,SF3におけるプロゲステロンは対照と類似していたが,SF1および2において有意に低かった(P<0.05)。結論として,全てのSFは利点と短所を示し,卵胞品質とその機能は凍結防止剤の型と解凍速度に依存した。凍結/融解の影響は,7日間の培養の間に現れる。この研究の結果によれば,SF3は,培養中の細胞損傷から卵胞機能および安全を維持するのにより有望であると思われる。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物学研究法  ,  生殖器官 

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