酸化物ジクロリドRuOCl_2およびOsOCl_2における強く異方的な電子および磁気構造【JST・京大機械翻訳】

Zhang Yang; Lin Ling-Fang; Moreo Adriana; Maier Thomas A.; Alvarez Gonzalo; Dagotto Elbio

プレプリント

J-GLOBAL ID：202202216966835653 整理番号：22P0296710

酸化物ジクロリドRuOCl_2およびOsOCl_2における強く異方的な電子および磁気構造【JST・京大機械翻訳】

Strongly anisotropic electronic and magnetic structures in oxide dichlorides RuOCl$_2$ and OsOCl$_2$

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発行年： 2022年02月28日プレプリントサーバーでの情報更新日： 2022年04月14日
JST資料番号： O7000B 資料種別：プレプリント
記事区分：プレプリント発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

※このプレプリント論文は学術誌に掲載済みです。なお、学術誌掲載の際には一部内容が変更されている可能性があります。

ここでは,密度汎関数理論と密度行列くりこみ群法を用いて,d ̄4電子配置を有するRuOCl_2とOsOCl_2の電子と磁気特性を調べた。d ̄1配置を有するVOI_2を用いた以前の研究と異なり,4d ̄4または5d ̄4のこれらの系はa軸に沿って強誘電性不安定性を示さなかった。RuOCl_2とOsOCl_2中の完全占有d_xy軌道により,Peierls不安定性歪はb軸に沿って消失し,非歪Immm相(No.71)を導いた。さらに,a軸に沿って強い異方性電子および磁気構造を観察した。大きい結晶場分裂エネルギー(d_xz/yzとd_xy軌道の間)と最近接RuとOs原子間の大きなホッピングは,電子密度n=4のMOCl_2(M=RuまたはOs)におけるスピン軌道効果を抑制し,J=0一重項基底状態の代わりにスピン-1系をもたらした。さらに,M-O鎖方向(a軸)に沿ったπ波ベクトルを持つ千鳥の反強磁性秩序を見出し,一方,b軸に沿っての磁気結合は弱い。第一原理計算からのWannier関数に基づいて,Os原子に対するt_2g軌道の関連するホッピング振幅と結晶場分裂エネルギーを計算し,M-O鎖に対する多重軌道四角形モデルを構築した。このDMRG計算では,DFT計算と一致して,π→π ̄*スピン構造を有するスタガードAFMが支配的であった。【JST・京大機械翻訳】

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白金族元素の錯体 , 分子の電子構造

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