抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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経路間の量子干渉が観測されるとき,粒子によって取られた経路で正確な実験情報が得られないことが一般的に仮定される。しかし,量子システムの測定および制御における最近の進歩は,従来の不確実性限界を回避することにより,欠測情報を提供できる。ここでは,2パス干渉計を通して移動する個々の中性子が実際に2つの経路の間に物理的に分布する可能性を実験的に調べた。この目的のために,経路の一つで完全な粒子を見つける確率と,両経路で個々の粒子の分布を区別することが重要である。1つの経路だけに磁場を印加し,干渉計の2つの出力ポートにおける中性子スピンに及ぼすその効果の正確な値を観察することによって,この区別を達成した。その結果,個々の粒子は経路の1つに印加された磁場の特定の割合を経験し,2つの経路の干渉が記録された前に,粒子の一部あるいは多重が経路に存在することを示した。得られた経路存在は,経路プロジェクタの弱い値に等しいが,統計的平均ではなく,フィードバック補償の最近導入された方法によって検証されたあらゆる個々の中性子に適用する。【JST・京大機械翻訳】