抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文は,コンテンツストア(CS)がペンディング関心テーブル(PIT)によって補足される,Named Data Networking(NDN)ルータにおけるキャッシングの性能評価を再検討した。PIT凝集体はダウンロード遅延内に到着する与えられたコンテンツを要求し,従ってCSヒットによるそれを超える上流帯域幅利用の追加低減をもたらす。一般的トラフィックモデルに容易に適用可能な新しい数学的フレームワークを提案し,代替キャッシュ挿入ポリシーを考慮することにより,非ゼロダウンロード遅延(非ZDD)によるキャッシングに関する事前研究を拡張した。特に,この非ZDD文脈におけるCSヒットレート性能を改善するためにLRUフィルタの使用を評価した。また,有限コンテンツ寿命による需要における時間局所性の影響を考察した。このモデルを用いて,上流帯域幅低減に対するPITの影響を定量化し,これは,比較的小さなコンテンツカタログまたはコンテンツ当りの高い平均要求率に対してのみ重要であることを示した。さらに,有限コンテンツ寿命を持つフィルタの有効性が,カタログサイズとトラヒック強度に依存する方法を探究した。【JST・京大機械翻訳】