抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
CRYPTO 2004におけるCamenisch-Lysyanskaya署名方式は,匿名証明書,グループ署名またはリング署名のようなプライバシー保護方式を構築するための有用なビルディングブロックである。しかし,この署名方式のセキュリティは,LRSW仮定と呼ばれる対話型仮定に依存する。対話型仮定が一般グループモデルまたは双線形グループモデルで証明されているとしても,これらの仮定に関する懸念は暗号コミュニティにおいて生じる。この事実は,セキュリティがこれらの仮定に依存する暗号方式の使用に対する障壁を引き起こした。最近,PointchevalとSanderは,CT-RSA2018における修正Camenisch-Lysyanskaya署名方式を提案した。このスキームは,修正q-Strong Diffie-Hellman-2(q-MSDH-2)仮定と呼ばれる新しいq型仮定の下で,EUF-CMAセキュリティを満たす。しかし,q型仮定のサイズは動的に成長し,この事実はスキームの非効率をもたらす。本研究では,FC2013におけるCamenisch-Lysyanskaya署名ベース同期集約署名方式を再調査した。この方式は,双線形グループを有する最も効率的な同期集合署名方式の1つである。しかし,ランダムオラクルモデルにおける1回LRSW仮定の下で,この同期凝集体スキームのセキュリティを証明した。著者らは,効率の損失がほとんどないランダムオラクルモデルにおける1-MSDH-2(静的)仮定の下で,この同期凝集体方式のための新しいセキュリティ証明を与えた。【JST・京大機械翻訳】