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J-GLOBAL ID:202202217980585765   整理番号:22A1015841

ゲーミング教材における規範:目標か設計原理か

Norms in Gaming Instructional Materials: Goals or Design Principles
著者 (2件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 119-129(J-STAGE)  発行年: 2022年 
JST資料番号: U1972A  ISSN: 2434-0472  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,筆者らが情報モラル教育のために開発してきたゲーミング教材の変遷をふり返りながら,規範を育てるゲーミングの視点と,ゲーミングの規範としての設計原理に関する研究の視点から考察した.前者については,「3種の知識」,「情報的な見方・考え方」,「問題解決の縦糸・横糸モデル」という形で,修得すべき規範を統合・拡張してきた.これにより,情報モラルから,市民として社会情報システムを評価する能力の指導法に発展させた.後者については,類推,レディネス,汎用的方略,転移,メタ認知などをキーワードとして,ゲーミング教材の優位性に着目し,知識獲得モードと演習モード,ログの活用,知識の5W1Hフレームなどの設計原理を開発してきた.両者は,規範モデルをメタ認知知識として明示的に指導するという形で一度は一体化されたが,今後は規範モデルを複数のゲーミング教材で系統的に指導する新・逆向き設計のようなカリキュラム設計原理が重要になるだろう.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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技術教育  ,  ゲーム理論 
引用文献 (44件):
  • ブラウン,J. S.・コリンズ,A.(菅井勝雄・野嶋栄一郎監訳)(1992)『リフレクション内省による学習の道具としてのコンピュータ』,共立出版.
  • Bruer, J. T. (1993) Schools for Thought: A Science of Learning in the Classroom. The MIT Press, Cambridge: MA.
  • 遠藤信一・松田稔樹(2008)「工業高校生を対象とした技術者モラル指導法の開発」,『科学教育研究』,32(3),174-785.
  • Gagne, R. M., Wager, W. W., Golas, K. C., & Keller, J. M. (2005) <i>Principles of Instructional Design</i> (5th ed.), Wadsworth.
  • 平林翔太・松田稔樹(2010)「『情報的な見方・考え方』と『三種の知識』を統合した情報モラル教育指導法~ネットオークションを題材としたゲーミング教材の開発」,『日本シミュレーション&ゲーミング学会全国大会論文報告集』,2010年秋号,19-22.
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