抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【背景】SARS-CoV-2感染は,妊婦における疾患重症度の増強と関連する。重症疾患を減少させるCOVID-19ワクチンの可能性にもかかわらず,ワクチン取込は妊婦の間で比較的低かった。CDCと産科組織からの協調したメッセージングは,この脆弱なグループにおけるワクチンの信頼を増加させ始め,Omicron VOCを含む懸念(VOC)のSARS-CoV-2変異体の進化は,ワクチン誘導中和抗体を逃れる能力を考えると,ワクチン有効性に関する新たな懸念を提起した。初期データはワクチン接種された個人におけるミクロンVOC感染後の軽度の疾患経過を示す。したがって,これらのデータは,中和を超えて,代替ワクチン誘導免疫が,抗体-Fc媒介活性のようなミクロン疾患を減弱するかもしれないことを示唆する。しかし,ワクチンが妊娠中に上昇した抗体が結合され,Fc受容体が残存するかどうかは不明である。【方法】Omicron受容体結合ドメイン(RBD)または完全Spike特異的抗体アイソタイプ結合力価およびFc{γ}R結合を含むVOCを,多重化Luminexアッセイを用いて,Pfizer/BioNtech BNT62b2(n=10)または現代mRNA-1273(n=10)ワクチン接種のいずれかの完全用量処方後の妊娠女性において分析した。両ワクチン後のOmicron Spikeと受容体結合ドメイン(RBD)に対して,減少したイソタイプ認識が観察された。しかし,Omicron RBDへのFc受容体結合のほぼ完全な損失にもかかわらず,Fc受容体結合はOmicron Spikeに大部分保存された。Omicron RBDに対する結合力価は,中和活性の観察された損失と整列する。中和の消失にもかかわらず,保存されたOmicron Spike認識とFc-受容体結合は,妊娠女性における疾患重症度を減弱させる可能性がある。Funding NIHとBillとMelinda Gate Foundation。【JST・京大機械翻訳】