抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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最大エンタングルメント状態の実験的検証は,構築した状態が最大エンタングルメント状態に近いが,状態が最大エンタングルメント状態と同じであると保証しないことを保証した。さらに,局所サブシステムが量子系と完全に等しいならば,エンタングルメント構造は一般確率的理論で一意的に決定されない。したがって,最大エンタングルメント状態の存在は,標準エンタングルメント構造が有効であるかどうかに依存する。この問題を調べるために,射影測定の存在に基づく自然仮定の下で量子複合系の構造として擬似標準エンタングルメント構造を導入し,全ての最大エンタングルメント標準状態の近似の存在を検討した。驚くべきことに,標準エンタングルメント構造とは異なる無限に多くの擬標準絡み合い構造が存在する。著者らの設定では,任意の最大エンタングル状態は,得られた擬似標準エンタングルメント構造に属するもつれ状態によって任意に近似できる。すなわち,実験的検証は,標準エンタングルメント構造とは異なる,得られた擬似標準エンタングルメント構造の可能性を排除しなかった。一方,このような擬似構造は,大域的ユニタリー対称性,すなわち,大域的ユニタリー対称性は,標準エンタングルメント構造にとって必須条件である。【JST・京大機械翻訳】