抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究は,大きなスイープMach数を有する極超音速付着線不安定性に光を当てることを目的とする。大きいスイープMach数を生じさせる冷円筒上の高掃引流を研究した。高忠実度基底流を,高次衝撃フィッティング法により完全Navier-Stokes方程式を解くことにより得た。局所および大域的安定性理論を用いて,付着線モードが,実験観察Gaillard1999とよく一致する前縁に沿った層流乱流遷移に対して支配的であることを見出した。このモードの挙動は,スイープMach数が5以上のときに,遷移が早く起こる理由を説明する。また,基底流を境界層仮定で計算すると,この付着線モードが存在せず,境界層外側の非粘性流の影響が通常行われるように無視できないことを示した。大域的モードが,スイープHiemenz流におけるように,両方の付着線モードの特徴,および表面に沿ってさらに下流に交差流様モードを示すことを明確に示した。非圧縮性流とは対照的に,モードが非粘性であることを示した。さらに,前縁曲率は,大きなスパン方向波数に対する付着線モードに対する不安定化効果を有したが,小さなスパン方向波数に対する安定化効果を有した。【JST・京大機械翻訳】