抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:疼痛管理戦略における長期変化を評価し,抜歯後のオピオイドと非オピオイド併用鎮痛薬の転帰を評価する。方法:これは,2012年1月~2012年12月(Year-2012)および2021年3月2022日(Year-2022)の2つの12か月期間において,歯科抜歯および鎮痛処方を受けた患者の横断的研究である。電子記録から抽出したデータは,歯科抽出のタイプ,処方された鎮痛薬,および追跡調査訪問を含む。一次転帰は,歯科抜歯と鎮痛処方を受けた後の疼痛の管理のために診療所に戻った患者の割合で測定した失敗率であった。【結果】Year-2012およびYear-2022の3,785人の患者における合計357人の患者は,歯科抽出と併用して鎮痛処方を受けた。併用鎮痛薬は,Year-2012(34.9%)よりYear-2022(62.5%)で有意に高かった(RR=1.79,95%CI 1.70-1.89.p<0.0001)。併用鎮痛薬は,ほとんど排他的オピオイドと1,166人の患者,または34.7%で,Year-2012でオピオイドを受け,49.4%は,Year-2022で,イブプロフェン/アセトアミノフェンと13.1%のガバペンチン併用を受けた。外科的抽出の後,大多数はオピオイド(52.4%)を処方し,Year-2012でイブプロフェン(46.2%)が続いた。対照的に,大多数はYear-2022においてイブプロフェン/アセトアミノフェン(56.2%)またはガバペンチンの組合せ(17.3%)を受けた。イブプロフェン/アセトアミノフェンは,ガバペンチン併用(4.4%)(RR=0.50,95%CI0.31~0.83.p=0.01),またはオピオイド併用(21.4%)(RR=0.10,95%CI0.08-0.14.p<0.0001)よりも失敗率(2.2%)が低かった。ガバペンチン併用の失敗率はオピオイドより低かった(RR=0.21,95%CI0.14~0.31.p<0.0001)。結論と関連性:この研究は,歯科抜歯後の疼痛に対する処方の成分として,オピオイドと単一薬剤鎮痛薬から非オピオイドおよび併用鎮痛薬へのパラダイムシフトを示し,歯科痛に対するオピオイドに対する著者らの依存を最小化または排除する機会を示す,歯科抜歯後の痛みの処方として,イブプロフェン,アセトアミノフェンおよびガバペンチンとの組み合わせ鎮痛薬を示した。【JST・京大機械翻訳】