抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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胴体の上りは逆回転流れ方向渦対によってしばしば特性化される。これらの渦の非定常動力学は,上向きの基底面を有する円筒から成る代表的な構成に関する時空的に分解された大渦シミュレーションデータセットによって調べられた。渦コア変位,スペクトル含有量,安定性メカニズムおよび全体ランク挙動を含む対における渦の蛇行運動の理解に重点を置いた。時間分解渦度場の適切な直交分解(POD)により得られた最初の2つのエネルギーランクモードは,互いに比較的垂直に整列した一対の渦双極子を明らかにした。動力学は,空間および時間安定性解析が|m|=1楕円モード対と関連する類似の双極子構造を示す整合したバッチ式渦対にうまくマッピングされた。この短波楕円不安定性は,破壊において主要な役割を果たす軸方向速度による歪と共に蛇行運動を支配した。不安定モード(円筒直径に基づくシュラウハ数StD=0.3)の低周波数は,LESにおける蛇行のスペクトル解析と一致した。そのランク挙動について後流を調べた。精度の与えられた程度に流れを再現するのに必要なモードの数は,基底の即時近傍の外側で急速に減少した。2つの直径下流で,2つの先行PODモードだけが,<15%の性能損失でLESデータで支配的な蛇行運動と空間構造を再構成するために必要であり,一方,10のモードは流れ場をほとんど完全に回復する。この低ランク挙動は,制御目的のための低減次数モデルの構築に有望である。【JST・京大機械翻訳】