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J-GLOBAL ID：202202218345845158   整理番号：22A1073021

CNT系導電性ペーストのキュア過程における界面電気特性変化の解析

Variation in Interfacial Electrical Properties of Carbon Nanotube-filled Conductive Pastes During Curing

著者 (2件)： 辻村昴 (群馬大 大学院理工学府) ,  井上雅博 (群馬大 大学院理工学府)
資料名： Symposium on Microjoining and Assembly Technology in Electronics  (Symposium on Microjoining and Assembly Technology in Electronics)
巻： 28th  ページ： 297-302  発行年： 2022年02月01日 
JST資料番号： L2496A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・カーボンナノチューブ(CNT)を有機高分子バインダに分散させた導電性ペーストの電気伝導特性は,CNTフィラーの分散状態だけでなくフィラー間の界面電気抵抗によっても敏感に変化。
・本研究では,反応性希釈剤のフェニルグリシジルエーテル(PGE)添加および無添加ペーストを80~200°Cでキュアし,硬化挙動と導電性発達挙動を,自由減衰振動法-電気抵抗変化同時測定により評価。
・キュア過程における試料全体の電気伝導特性からCNT間の界面電気抵抗変化(界面導電コンタクト発達)について考察。
・さらに,交流インピーダンススペクトルにより,界面導電コンタクト発達挙動を解析。

シソーラス用語： ペースト ,  有機粘結剤 ,  *カーボンナノチューブ ,  希釈剤 ,  *界面電気現象 ,  硬化 ,  同時計測 ,  電気抵抗率 ,  電気接点 ,  電気化学インピーダンス ,  温度依存性 ,  経時変化
準シソーラス用語： *導電ペースト ,  有機バインダ ,  反応性希釈剤 ,  キュアリング ,  同時測定 ,  電気的コンタクト ,  交流インピーダンス法

分類 (1件)： 電気・電子部品一搬  (NA05010H)

物質索引 (1件)： フェニルグリシジルエーテル

引用文献 (9件)：

• N. M. Nurazzi, et al.,“Fabrication, functionalization, and application of carbon nanotube-reinforced polymer composite: An overview”, Polymers, 13, (2021), 1047.
• N. A. M. Radzuan, et al.,“A review of electrical conductivity models for conductive polymer composite”, Int. J. Hydrogen Energy, 42, (2017), pp. 9262-9273.
• 小田垣孝,パーコレーションの科学,裳華房(1993).
• S.Wang, et al., “Evolution and modeling of electrical conductivity in conductive polymer nanocomposite foams with multiwalled carbon nanotube networks”, Chem. Eng. J., 411, (2021), 128382.
• T. Hu, B. I. Shklovski,“Theory of hopping conductivity of a suspension of nanowires in an insulator”, Phys. Rev. B, 74 (2006), 054205.

タイトルに関連する用語 (7件)： CNT ,  導電性 ,  ペースト ,  過程 ,  界面 ,  電気特性 ,  解析