抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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宿主/共生適合性は根粒菌とマメ科植物間の共生窒素固定相互作用の特徴であり,一部は植物によって媒介された根粒特異的システインリッチ(NCR)ペプチドとNCRペプチド輸送体として作用する細菌BacA膜蛋白質である。加えて,共生窒素固定を支持する遺伝的および代謝的性質は,共通パートナーを共有するものを含む互換性パートナー間でしばしば異なり,複数の研究システムの必要性を強調する。ここでは,Medicago sativa cv.AlgonquinとMelilotus officinalisの高品質ノジュールトランスクリプトーム集合体,Sinorhizobium melilotiとの互換性のあるシンビオースを形成できる2種類のマメ科植物を報告する。圧縮したM.sativaとM.officinalisの集合体は,それぞれ79978と64,593のコンティグから成り,それぞれ33,341と28,278が推定注釈を割り当てた。予想通り,2つのトランスクリプトームは大域的レベルで広い類似性を示した。これらのペプチドが共生時に細菌分化を駆動するので,これらの植物のNCRペプチドプロファイルに特に興味があった。合計412および308NCRペプチドを,それぞれM.sativaおよびM.officinalisトランスクリプトームから予測し,NCR転写物から成る両種のトランスクリプトームの約9%であった。特に,抗菌特性を有することが知られている高カチオン性NCRペプチド(等電点>9.5)をコードする転写物は,M.officinalisよりM.sativaで2倍多く,6システインクラスでNCRペプチドのみを考慮すると,27倍豊富であった。高度にカチオン性のNCRペプチドの豊度の違いは,M.officinalisとの共生を支持できるいくつかの根粒菌bacA対立遺伝子がM.sativaとの共生を支持できないという以前の観察を説明する。【JST・京大機械翻訳】