抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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最近,大きな伸張に耐えることができる柔軟で生体適合性の電子デバイスに対する需要が増加している。イオン性導電性ポリマーは,高分子ネットワークを横切る電荷輸送を実現する能力により,これらの新しい応用に対する有望なクラスのソフト材料を示し,一方,所望の機械的および化学的特徴を保存する。従来の電気導体における電子移動とは対照的に,これらの高分子を横切る電荷輸送はイオン移動によって達成される。このような材料が電気システムと組み合わせて使用されるとき,それらはイオノトロニックデバイスとして知られている。その材料組成と形状に基づくデバイス性能をシミュレートする能力は,イオノトロニックデバイス設計を加速し,改善する。イオン性導電性高分子の信頼できるシミュレーション能力を開発する主な課題は,複雑で結合した電気-化学-機械的挙動である。本研究では,イオン輸送,電場および大きな変形の結合効果を組み込んだマルチフィジックスフレームワークを導入することによって,この課題に取り組んだ。開発したマルチフィジックスモデルの有用性を,代表的なイオン輸送問題とソフトイオノトロニックデバイスの操作をシミュレートすることにより示した。【JST・京大機械翻訳】