抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Tuberculosisに対する包括的耐性予測:国際コンソーシアム(CRyPTIC)は,15,211のMycobacterium tuberculosisの世界的臨床分離株,全ゲノム配列決定(WGS)を受け,単一アッセイで測定した13の抗結核薬に対する最小阻害濃度を有する。現在までM.tuberculosisに対する最大のマッチした表現型と遺伝子型データセットである。ここでは,23か国にわたるCRyPTICパートナー研究室において,分離株がどのように収集され,一様に処理されるかの記述とともに,収集されたデータの幅を詳述した。コンペンディウムは,リファンピシン耐性(RR),多剤耐性(MDR),前拡張薬耐性(プレ-XDR)または広範囲薬剤耐性(XDR)の臨床定義を完全に満たす2,129試料を含む少なくとも1つの薬剤に耐性のある6,814分離株を含む。遺伝的変異カタログを用いた8つの抗結核薬に対する耐性状態(感受性/耐性)の正確な予測を,新しく導入した薬剤ベダキリン,クロファジミン,デラマニアおよびリネゾリドに耐性のある分離株に対する耐性付与変異の存在と共に示した。最後に,リファンピシンモノ耐性の事例研究は,このコンペンディウムが,稀な耐性表現型の我々の遺伝的理解を前進させるのにどのように使用できるかを示す。コンペンディウムは,完全にオープンソースであり,データセットが,今後,将来研究を促進し,推進することが期待される。【JST・京大機械翻訳】