抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】早期小児期齲蝕(ECC)の想定されたサブタイプが,スウェーデンの子供の集団ベースのコホートにおけるその後のう蝕経験を予測するかどうかを試験する。【方法】研究は,少なくとも5年間の追跡調査のために利用可能な歯科記録による調査登録で3歳から5歳の間の小児を含んだ。歯科記録データは,初期および追跡調査訪問のために,Caryおよび歯周病(SKaPa)に対するスウェーデンのQuality Registryから検索した。研究登録時にECCを有する参加者は,歯面レベルの齲蝕経験の潜在クラスモデリングを用いて,5つのECCサブタイプ(クラス1から5)の1つに割り当てられた。その後のう蝕の経験を,追跡訪問時の減衰,欠損および充満表面指数(dmfs/DMFS)を用いて評価し,ロジスティックおよび陰性二項回帰モデリングを用いてECCサブタイプを比較した。【結果】本研究には,ベースライン後少なくとも5年にわたる3つ以上の歯科訪問を有する128,355人の子供が含まれた。これらの小児のうち,31,919人は初診時に齲蝕があった。ベースラインECCサブタイプは,その後の疾患経験の違いと関連していた。一例として,年齢5のECCの重症型を有する小児の83%は,研究終了時に永久歯列に齲蝕し,年齢5(第3の追跡調査で新しい疾患に対して4.9の補正オッズ比)で無歯であった小児の51%であった。結論:ベースライン訪問で割り当てられたECCサブタイプは,一次および永久歯の両方で,その後のう蝕経験の違いと関連する。これは,ECC分類の開発および将来の検証が,小児および青年期の新しいう蝕病変発生のリスクが高い子供の同定を助けるため,現在の予測ツールに加えて使用できることを示唆する。【JST・京大機械翻訳】