抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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転がり-シャッタカメラと慣性測定ユニット(IMU)からの測定に基づいて,センサ装置の運動と環境のスパース3D幾何学を推定する直接視覚慣性オドメトリー(VIO)法を示した。システムの視覚部分は,点のスパース集合上で測光束調整を行う。この直接手法は特徴点を抽出せず,コーナーだけでなく,十分な勾配の大きさのピクセルを追跡できる。視覚部分における転がり-シャッタ効果を無視することは,システムの精度とロバスト性を著しく劣化させる。本論文では,最近のキーフレーム姿勢のセットと点のスパース集合の逆深さを推定する測光束調整に,回転-シャッタモデルを組み込んだ。IMU情報は,測定前積分を用いていくつかのフレームの間に蓄積され,選択されたキーフレーム間の付加的制約として最適化に挿入される。あらゆるキーフレームに対して,IMU測定を修正するために姿勢だけでなく速度とバイアスも推定した。グローバルシャッタカメラによるシステムとは異なり,著者らは,あらゆる状態の速度とバイアスを推定するために,カメラのIMU測定と回転-シャッタ効果の両方を使用した。最後に,グローバルシャッターとローリングシャッター画像,IMUデータ,およびグランドトルース姿勢を含む10個の異なるシーケンスに対して,公的に利用可能になった新しいデータセットについて,このシステムを評価した。評価は,提案方法が回転シャッタがモデル化されないシステムより優れていて,グローバルシャッターデータに関するグローバルシャッター方式に対して類似の精度を達成することを示した。【JST・京大機械翻訳】