抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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背景:症候性または無症候性感染後の小児におけるSARS-CoV-2に対する抗体のレベルと期間について現在相反するデータがある。方法:著者らは,以下のカテゴリーで前向き6か月研究において成人と子供を登録した。1)症候性,SARS-CoV-2 PCR+(SP+);子供,n=8;成人,n=16),症候性,PCRまたは未試験(小児,n=27),無症候性曝露(子供,n=13)および4)無症状,既知曝露(子供,n=19)無し。SARS-CoV-2抗原及びSpike蛋白質変異体に対する中和及びIgG抗体を多重血清学的アッセイにより測定した。結果:すべてのSP+小児はnAbを発症したが,SP+成人の81%はnAbを発症した。6か月にわたるnAbの存在におけるデコリンは,成人(81.3から50.0%,p=0.03)とは対照的に,症候性小児(100%から87.5%,p=0.32)において有意でなかった。nAb(n=22)の全ての子供の間で,nAb力価と6か月以上の力価の変化は,症候性と無症候性の子供で同様であった。SARS-CoV-2 Spike,RBD-1および-2,ヌクレオカプシドおよびN末端ドメイン抗原およびSpike蛋白質変異体に対する子供におけるIgG抗体のレベルは,成人におけるそれらと類似していた。1次抗原に対するIgGレベルは子供と成人の両方で時間とともに減少したが,6つのSpike変異体の3つのレベルは子供においてのみ減少した。【結論】無症候性または症候性SARS-CoV-2感染の子供は,成人より長く存在するが,時間にわたってタイターで,また,時間にわたってレベルも勝る広いIgG抗体を残す頑強な中和抗体を発症する。キーポイントChildrenは,成人と同様に少なくとも強い症候性または無症候性疾患後のSARS-CoV-2感染に対する頑健な中和およびIgG抗体反応を有する。子供における中和抗体は,成人より長く,しかし,時間とともに勝った。【JST・京大機械翻訳】