抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
受容体結合ドメイン(RBD)がすべてダウンされる時,単量体間のより密な充填を有するSARS-CoV-2スパイク蛋白質三量体型の存在,すなわち,中性pHでのリノール酸(LA)結合と会合し,LA結合の不在下で酸性pHで起きる。RBDのLA結合ポケットの閉鎖の程度と三量体の単量体埋没の間の関係を,D614G変異を有するもの,およびDelta変異体(D614Gを運ぶ)を含むスパイク蛋白質構造の範囲に対して調べた。このアスパラギン酸変異を有するいくつかのスパイク蛋白質構造は,2つのセグメントに対してロック型(LA結合のない中性pHで)のそれに接近する単量体充填を示し,第3(RBD)は,あまり密に充填されないままである。RBDの変異は,ミクロン変異体スパイク蛋白質に対する焦点である。構造報告は,これらの変異がRBD-RBD相互作用の増加に関与し,また,それらがLAポケットの閉鎖につながり,その両方がpH依存性に影響することを示唆する。1つの潜在的成果は,前融合SARS-CoV-2スパイク三量体のpH依存性立体配座転移の程度が,Omicron変異体で減少することである。【JST・京大機械翻訳】