抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】被包性脳梗塞(CBI)と白質疾患(WMD)の両方を含む,偶発的に覆われた被覆脳血管疾患(CCD)に関連する痴呆のリスクを評価する。患者と方法:2009年1月1日から2019年12月31日までの頭部CTまたはMRIを受けたKaiser Permanente南部California健康システムに登録された[≧]50歳以上の個人を,以前に虚血性脳卒中,一過性虚血発作,半骨盤麻痺,片側不全麻痺,認知症/Alzheimer病,または認知低下を示唆する訪問理由/スキャン適応を含めて検討した。自然言語処理(NLP)を用いて,神経画像レポート上のCBIとWMDの存在を同定した。WMDは,軽度,中等度,重度,または未決定であった。【結果】241,050の資格のある個人の間で,NLPは,WMDで69931(29.0%),CBIで11,328(4.7%)を同定した。痴呆発生率(1000人/年)は,WMD患者に対して23.5(95%CI 22.90から24.0)であった;29.4(95%CI 27.9から31.0)はCCDなしでCBIと6.0(5.8から6.2)であった。認知症リスクに対するWMDの影響は,若年者対高齢患者およびCT対MRI被覆病変で強かった。CTスキャンでWMDのない患者に対して,調整HR(aHR)は,70歳以下の年齢で2.87(2.58から3.19),[≧]年齢70で1.87(1.79から1.95)であった。MRI上のWMDのない患者に対して,認知症リスクに対するaHRは,70歳未満の患者に対して2.28(1.99から2.62)であり,70歳未満の患者に対して1.48(1.32から1.66)であった。CBIに関連するaHRは,患者年齢<70歳で2.02(1.70から2.41),患者年齢[≧]70で1.22(1.15から1.30)であった。WMDによる認知症リスクはWMD重症度と強く相関した。結論:偶発的に発見されたCCDは一般的であり,認知症のリスクが高い患者を同定し,予防の機会を示す。【JST・京大機械翻訳】