抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
量子安全直接通信(QSDC)と決定論的安全量子通信(DSQC)は量子暗号の2つの重要な分岐であり,1つは事前鍵によってそれを暗号化せずに秘密メッセージを安全に伝送できる。実用的シナリオにおいて,敵対は,秘密メッセージに関していくつかの無視できない量の情報を得るために,検出器側チャネル攻撃を適用することができる。測定デバイス独立(MDI)量子プロトコルは,不完全な測定デバイスでプロトコル中にすべての測定を実行する,非トラスド第三者(UTP)を導入することによって,この種の検出器側チャネル攻撃を除去することができる。本論文では,ユーザアイデンティティ認証による最初のMDI-QSDCプロトコルを提唱し,そこでは,送信機と受信機が最初に他のパーティの信頼度をチェックし,次に秘密メッセージを交換する。次に,これをMDI量子対話(QD)プロトコルに拡張し,そこでは,両パーティが,他のパーティの同一性を検証した後に,それぞれの秘密メッセージを送ることができる。これとともに,ユーザアイデンティティ認証による最初のMDI-DSQCプロトコルも報告した。理論解析は,一般的攻撃に対して提案したプロトコルのセキュリティを証明した。【JST・京大機械翻訳】