抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
転写イソ型の正確なアノテーションは遺伝子機能を理解するために重要であるが,RNA配列決定(RNA-seq)データから完全長転写物を再構成するための自動化法は不正確である。RNA5′と3′末端の同定と利用に焦点を当てて,異なるRNA-seq技術からのデータを組み込んだ転写アセンブリのためのソフトウェアパッケージであるBookendを開発した。Bookendによる末端誘導集合を通して,転写開始と末端部位の正しいモデリングが正確な転写集合に必須であることを示した。さらに,全長単一細胞RNA-seq(scRNA-seq)データセットに存在する末端標識読取の利用は,単一細胞における転写物集合の精度を劇的に改善することを見出した。最後に,単一マウス胚性幹細胞(mESCs)からのRNA-seqのメタ集合と同様に,Arabidopsisからの短読,長読取,および末端捕獲RNA-seqデータセットにわたるハイブリッド集合は,これらのモデル生物における参照アノテーションに匹敵する品質のエンドツーエンド転写アノテーションを生産できることを示した。Summary StatementBookendは,RNA-seqデータセットに隠されたRNA 5’と3′末端情報を利用する一般化フレームワークであり,単一細胞からのそれらを含むトランスクリプトームを正確に再構成する。【JST・京大機械翻訳】