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J-GLOBAL ID：202202223009039060   整理番号：22A1076295

構造材料を対象とした分子シミュレーションの現状と展望

Current status and future prospect of molecular simulations for structural materials

著者 (2件)： 沖田泰良 (東大 大学院工学系研究科) ,  板倉充洋 (日本原子力研究開発機構発機構 システム計算科セ)
資料名： 日本原子力学会春の年会予稿集(CD-ROM)  (日本原子力学会春の年会(CD-ROM))
巻： 2022  ページ： ROMBUNNO.1I_PL03  発行年： 2022年 
JST資料番号： G0939B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・原子力用金属材料を対象として,照射下で形成される結晶欠陥の挙動を解明する研究などは,分子動力学(MD)法に代表される分子シミュレーションにて実施。
・原子間相互作用を簡易な関数で近似した計算である古典MD法は,量子力学的効果も含めた第一原理MD法と比較して精度が低。
・近年の分子シミュレーションは,更なる進歩を遂げ,高精度の計算,より大きな空間スケール,長時間スケールを取り扱うことが可能。
・特に,機械学習ポテンシャルを用いることにより,種々の添加元素や不純物元素も含めた系での再現も可能となり,実用化が期待。

シソーラス用語： 分子動力学 ,  *シミュレーション ,  原子間相互作用 ,  第一原理 ,  *機械学習 ,  量子効果 ,  精度 ,  構造材料 ,  金属材料 ,  *原子炉材料 ,  燃料管 ,  格子欠陥
準シソーラス用語： 結晶欠陥 ,  高精度 ,  燃料被覆管 ,  *分子シミュレーション

分類 (3件)： 原子炉の構成要素と原子炉材料一般  (MD04010I) ,  人工知能  (JE08000Z) ,  計算機シミュレーション  (JE11000H)

引用文献 (13件)：

• T. Okita et al., Computational Materials Science 202 (2022) 110865.
• 津川聖人他,日本原子力学会 2021年秋の大会.
• G. Kresse et al., Physical Review B 54 (1996) 11169.
• G. Kresse et al., Computational Materials Science 6 (1996) 15.
• J. Behler et al., Physical Review Letters 98 (2007) 1.

タイトルに関連する用語 (4件)： 構造材料 ,  分子シミュレーション ,  現状 ,  展望