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J-GLOBAL ID:202202223590626246   整理番号:22A0443488

熱処理を受けたNeosartorya pseudofischeri子嚢胞子の定量的プロテオーム解析【JST・京大機械翻訳】

Quantitative proteomic analysis of Neosartorya pseudofischeri ascospores subjected to heat treatment
著者 (8件):
資料名:
巻: 252  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: T0073A  ISSN: 1874-3919  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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耐熱性菌であるNeosartorya pseudofischeriを,実験室の汚染ブルーベリージュースから分離した。耐熱性菌の細胞プロセスのより良い理解を得るために,ペプチド脱メチルによる安定同位体標識を用いた定量的プロテオミクス研究を,93°Cで0,1または8分間熱処理を施したN.pseudofischeriの子嚢の細胞内蛋白質の変化に関して行った。全体で,811の蛋白質を同定し,定量化した。蛋白質存在量の正規化比を用いて,熱処理後の2倍以上に変化した蛋白質は,有意に増加または減少した蛋白質として同定され,それらの定量的変化に基づいて4つのクラスタにグループ分けされた。蛋白質の減少は主に中心炭素代謝,熱ストレス応答,活性酸素中間体除去及び翻訳事象に関与した。毒性物質分解および環境適応性および耐熱性耐性に関連する抗生物質中和に関連した蛋白質群も同定した。これらの知見は,N.pseudofischeriの蛋白質変化への洞察を提供し,標的定量的アプローチを用いて耐熱性かびに関するさらなる研究のための基礎を築く。耐熱性菌は低温殺菌プロセスを生存させ,その後発芽し,食品製品の腐敗を引き起こし,食品産業にとって重大な経済的損失と消費者の潜在的健康リスクをもたらす。耐熱性真菌の細胞過程のより良い理解を得るために,ペプチド脱メチルによる安定同位体標識を用いた定量的プロテオミクスアプローチを用いて,ブルーベリージュースから分離したN.pseudofischeri子嚢胞子の細胞内蛋白質変化を調べ,熱処理を行った。150の有意に変化した蛋白質を,それらの定量的変化に基づいて4つのクラスタに分類した。熱処理に対する応答における蛋白質存在量の有意な減少は,N.pseudofischeriの子嚢胞子が熱処理を生存できる可能性のある機構を明らかにした。これはN.pseudofischeriに対する最初のプロテオミクスプロファイル報告である。これらの知見は,N.pseudofischeriの蛋白質変化への洞察を提供し,加工食品製品に対する熱処理の効率を評価するために,標的定量アプローチを用いて耐熱性真菌に関するさらなる研究のための基礎を築く。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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蛋白質・ペプチド一般 
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