抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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車両走行安定性を評価するために,一般的には軌条輪上の実際の台車を用いて蛇行動試験を行う。蛇行動は,任意の外乱なしで特定の速度で発生する。しかし,蛇行動限界速度未満でさえ,外乱が印加された場合は蛇行動が発生してしまう。著者らの以前の研究で,車輪セットの初期左右方向変位が蛇行動を引き起こす明確な点が存在し,この点は不安定なリミットサイクルから生じることを示した。それ故に,非線形系の周期解を計算できるシューティング法を適用し,不安定なリミットサイクルを得た。本論文では,このシューティング法の概要と車両運動モデルへの応用について報告し,この方法により得られた結果の妥当性を調べる。(翻訳著者抄録)