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J-GLOBAL ID：202202225720977841   整理番号：22A1009782

筋かい金物の形状が引張筋かい耐力壁の耐震性能に及ぼす影響

EFFECT OF BRACE CONNECTOR SHAPE ON SEISMIC PERFORMANCE OF TENSILE BRACE SHEAR WALL

著者 (2件)： 中尾方人 (横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院) ,  古田智基 (西日本工業大学デザイン学部建築学科)
資料名： 日本建築学会技術報告集(Web)  (AIJ Journal of Technology and Design (Web))
巻： 28  号： 68  ページ： 185-190(J-STAGE)  発行年： 2022年 
JST資料番号： U1713A  ISSN： 1881-8188  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： プレート型筋かい金物,ボックス型筋かい金物,およびL形筋かい金物の構造性能の違いを明らかにするために,引張筋かい耐力壁の静的せん断加力試験を行った。試験の結果,プレート型筋かい金物は高い水平方向剛性を示す一方,L形筋かい金物の構造性能はプレート型筋かい金物やボックス型筋かい金物より低いことが分かった。筋かい軸力と軸組の対角変位の間の関係における初期剛性の違いは壁長1P(910mm),1.5P,および2Pの試験体では検出されなかった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *耐力壁 ,  木構造 ,  *ブレース ,  *建築金物 ,  剪断試験 ,  剛性 ,  変位 ,  載荷試験 ,  荷重-変形関係 ,  軸組構造 ,  接合部 ,  *耐震性
準シソーラス用語： *引張筋違 ,  *筋かい金物 ,  筋違 ,  初期剛性

著者キーワード (6件)： 引張筋かい耐力壁 ,  筋かい金物 ,  せん断加力実験 ,  Tensile brace shear wall ,  Brace connector ,  Shear loading test

分類 (2件)： 木構造  (RA04020P) ,  建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P)

引用文献 (11件)：

• 1) 小野泰, 鴛海四郎:筋かい金物の補強効果について, 日本建築学会大会学術講演梗概集, C-1, 構造III, pp.37-28, 1995.7
• 2) 後藤隆洋, 鴛海四郎:筋かい金物の補強効果(その2) , 日本建築学会大会学術講演梗概集, C-1, 構造III, pp.357-358, 2000.7
• 3) 徳田迪夫, 内迫貴幸:接合金物を用いた引張り片筋かい壁のせん断性能, 日本建築学会大会学術講演梗概集, C-1, 構造III, pp.105-106, 1998.7
• 4) 守屋嘉晃, 川上修, 中川貴文, 河合直人, 槌本敬大:筋かい金物の種類の違いが長尺筋かい耐力壁のせん断性能に及ぼす影響に関する検証実験, 日本建築学会大会学術講演梗概集, 構造III, pp.279-280, 2013.8
• 5) 野村佳亮, 神田健吾, 山崎義弘, 坂田弘安, 五十田博:筋かい金物の仕様が耐力壁の力学的挙動に与える影響に関する実験研究 その1:実験概要と破壊性状, 日本建築学会大会学術講演梗概集, 構造III, pp.189-190, 2017.7

タイトルに関連する用語 (4件)： 筋かい ,  引張筋かい ,  耐力壁 ,  耐震性能