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J-GLOBAL ID：202202226516722180   整理番号：22A1077930

位相の混合微分に基づく調波打撃音分離の反復改良

Iterative refinement of harmonic and percussive source separation based on mixed partial derivative of phase spectrogram.

著者 (3件)： 赤石夏輝 (早稲田大 理工) ,  矢田部浩平 (早稲田大 理工) ,  及川靖広 (早稲田大 理工)
資料名： 日本音響学会研究発表会講演論文集(CD-ROM)  (日本音響学会講演論文集(CD-ROM))
巻： 2022  号： 春季  ページ： ROMBUNNO.2-9-7  発行年： 2022年02月23日 
JST資料番号： G0381C  ISSN： 1880-7658  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・調波打撃音分離(HPSS)は楽曲のリミキシング・テンポ推定・キー推定などの前処理として使用。
・従来法では,スペクトログラムの振幅や位相の構造が調波音と打撃音で異なるという性質を利用。
・本稿では,位相の混合微分に基づく手法に対して,反復によって分離マスクを生成する改良を提案。
・提案法は従来法と比べて特に打撃音の分離性能を強化。
・今後は分離後の成分の位相の修復を最適化問題として扱う手法を検討。

シソーラス用語： *音響分析 ,  *衝撃音 ,  *信号処理 ,  図表 ,  位相 ,  最適化問題 ,  前処理 ,  動作
準シソーラス用語： 調波 ,  打撃音 ,  *音源分離 ,  スペクトログラム ,  反復

分類 (1件)： 音声処理  (JE05000E)

引用文献 (4件)：

• 赤石夏輝,矢田部浩平,及川靖広,“位相の混合微分に基づく調波打撃音分離”,日本音響学会講演論文集,Sep. 2021.
• D. Fitzgerald, A. Liukus, Z. Rafii, B. Pardo, and L. Daudet, “Harmonic/percussive separation using kernel additive modelling,” IET Ir. Signals Syst. Conf., Jan. 2014, pp. 35-40.
• E. Cano, M. Plumbley, and C Dittmar, “Phase-based harmonic/percussive separation,” Ann. Conf. Int. Speech Commun. Assoc. (Interspeech), Sept. 2014, pp. 1628-1632.
• D. Fitzgerald, “Harmonic/percussive separation using median filtering,” 13th Conf. Int. Digit. Audio Eff. (DAFx-10), no. 1, Graz, Austria, 2010, pp. 10-13.

タイトルに関連する用語 (5件)： 位相 ,  微分 ,  調波 ,  打撃音 ,  反復