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J-GLOBAL ID：202202228635436343   整理番号：22A1068693

相模湾・東京湾沿岸で記録されたハクジラ亜目(マッコウクジラ科Physeteridae,コマッコウ科Kogiidae,アカボウクジラ科Ziphiidae,ネズミイルカ科Phocoenidae)について

Review of sighting, stranding, and bycatch of Odontoceti (Physeteridae, Kogiidae, Ziphiidae, and Phocoenidae) along the coasts of Sagami and Tokyo Bays

著者 (8件)： 鷲見みゆき (新江ノ島水族館) ,  花上諒大 (新江ノ島水族館) ,  崎山直夫 (新江ノ島水族館) ,  鈴木聡 (神奈川県立生命の星・地球博物館) ,  石川創 (株式会社大阪海洋研究所太地事務所) ,  山田格 (国立科学博物館) ,  田島木綿子 (国立科学博物館) ,  樽創 (神奈川県立生命の星・地球博物館)
資料名： 神奈川自然誌資料(Web)  (Natural History Report of Kanagawa (Web))
巻： 2022  号： 43  ページ： 1-23(J-STAGE)  発行年： 2022年 
JST資料番号： U2035A  ISSN： 2189-6712  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本の相模湾と東京湾の海岸に沿って,多くのクジラの目撃,座礁,および混獲が記録されている。しかし,これらの記録は,様々なデータベース,雑誌,報告,および論文に広く分布している。日本の隣接海域におけるハクジラ亜目4科(マッコウクジラ科,コマッコウ科,アカボウクジラ科,ネズミイルカ科)に属するクジラ類の分布に関する調査の一環として,1927年から2021年の間に相模湾と東京湾由来の報告をレビューした。本レビューは,相模湾と東京湾のすべての鯨類の集録を行う。マッコウクジラPhyseter macrocephalus,コマッコウKogia breviceps,オガワコマッコウK.sima,ツチクジラBerardius bairdii,ハッブスオウギハクジラMesoplodon carlhubbsi,イチョウハクジラM.ginkgodens,アカボウクジラZiphiuscavirostris,スナメリNeophocaena asiaeorientalis,ネズミイルカPhocoena phocoena,イシイルカPhocoenoides dalliのハクジラ亜目10種に関する185の記録を確認した。このレビューでは,さらなる調査のための参照として,種ごとにこれらの記録を要約した。著者らの編集では,日本周辺の海域の鯨類9科27属に属する44種のうち,相模弯と東京湾の8科26属に属する35種(79.5%)の存在を確認した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： マッコウクジラ ,  *ハクジラ類 ,  クジラ類 ,  イルカ ,  *生息分布 ,  生息場所 ,  湾
準シソーラス用語： アカボウクジラ ,  イシイルカ ,  イチョウハクジラ ,  オガワコマッコウ ,  コマッコウ ,  スナメリ ,  ツチクジラ ,  ネズミイルカ ,  ハッブスオウギハクジラ ,  相模湾 ,  東京湾

分類 (2件)： 魚類以外の水産動物  (FH02030V) ,  個体群生態学  (EE03030S)

タイトルに関連する用語 (8件)： 相模湾 ,  東京湾 ,  沿岸 ,  ハクジラ亜目 ,  マッコウクジラ ,  アカボウクジラ ,  ネズミイルカ科 ,  Phocoenidae