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J-GLOBAL ID：202202229097617765   整理番号：22A0863955

食品中のグリホサート,グリホシネート及びその代謝物の残留分析法

Residue Analytical Method for Glyphosate, Glufosinate, and Their Metabolites in Foods.

著者 (1件)： 穐山浩 (星薬大 薬)
資料名： ぶんせき
号： 3  ページ： 112-113  発行年： 2022年03月05日 
JST資料番号： S0128B  ISSN： 0386-2178  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・食品中の農薬の安全性の基準値の監視は非常に重要であるので,食品試料中のグリホサートやグリホシネートの分析法の最新動向を紹介し,併せてその問題点も指摘。
・グリホサートと分解物をFMOC-Clでプレカラム誘導体化後,online-SPE-LC-MS/MSで分析する方法は,回収率,定量限界は良好であるが,N-アセチル体の代謝物を誘導体化できない問題。
・IC-MS/MSでは,誘導体化の必要がなく検出限界が良好であるが,ICとMS/MSを連結する必要がある,3-メチルホスフィニコプロピオン酸が測定できない,食品により保持時間が異なるという欠点。
・HILICカラムを用いたLC-MS/MS分析では,誘導体化が不要で,食品によらず保持時間が安定であり,併行精度,回収率,定量限界が良好。

シソーラス用語： *食品分析 ,  農薬分析 ,  残留農薬 ,  食品汚染 ,  残留分析 ,  分解物 ,  誘導体化 ,  *LC-MS分析 ,  *タンデム質量分析 ,  *イオンクロマトグラフィー ,  保持時間 ,  *除草剤 ,  *農薬代謝産物 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  ホスホン酸 ,  第二アミン ,  ホスフィン酸
準シソーラス用語： プレカラム誘導体化 ,  *LC-MS/MS分析 ,  *HILIC【クロマト】

分類 (2件)： 有機化合物の各種分析  (CC08034J) ,  食品の分析  (FJ01030U)

物質索引 (4件)： グリホサート ,  クロロぎ酸9-フルオレニルメチル ,  3-メチルホスフィニコプロピオン酸 ,  グルホシネート

引用文献 (9件)：

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• M. Jansons, I. Pugajeva, V. Bartkevics, H. B. Karkee : J Chromatogr B Analyt Technol Biomed Life Sci., 1177, 122779 (2021).
• L. Rajski, F. J. Diaz Galindo, V. Cutillas, A. R. Fernandez-Alba :J. AOAC Int., 101, 352 (2018).
• L. M Melton, M. J. Taylor, E. E. Flynn : Food Chem., 298, 125028 (2019).
• Y. Nagatomi, T. Yoshioka, M. Yanagisawa, A. Uyama, N. Mochizuki : Biosci Biotechnol Biochem., 77, 2218 (2013).

タイトルに関連する用語 (4件)： 食品 ,  グリホサート ,  代謝物 ,  残留分析