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J-GLOBAL ID：202202229651847592   整理番号：22A1209632

紫外可視吸収分光を用いる塩酸浴中クロム塩化物錯体分布解析

Speciation of chromium aqua chloro complex in hydrochloric acid solutions using UV-vis absorption spectra

著者 (1件)： 打越雅仁 (東北大)
資料名： 資源・素材学会春季大会(Web)  (資源・素材講演集(WEB))
巻： 2022  ページ： ROMBUNNO.2K0301-10-06 (WEB ONLY)  発行年： 2022年 
JST資料番号： U0984A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・湿式で複数相への分配差を利用する金属イオン分離法での分離精製効率向上に必要なイオン交換反応理解を目的に,塩酸水溶液中のクロム塩化物錯体分布に着目。
・Cr3価塩化物,塩酸水溶液と純水をCr濃度一定で塩素イオン濃度を変更し,紫外可視吸収スペクトル分析し,第一導関数テストを適用し成分数を求め,熱力学解析を実施。
・紫外可視吸収スペクトルの第一導関数適用で予測したCr塩化物錯体種数は3または4との成分数を特定できない結果を得,熱力学モデルフィッティング解析を実施。
・成分数3,4の場合の吸収スペクトルを最もよく再現するCl配位数の組合せを求め,吸着挙動等を考慮し成分数4でのCl配位数組合せが最も適切な熱力学モデルと推定。

シソーラス用語： 金属イオン ,  資源回収 ,  塩化物 ,  *錯体 ,  イオン濃度 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  導関数 ,  熱力学 ,  *配位数 ,  熱力学模型 ,  クロム ,  *塩化クロム ,  塩酸 ,  リサイクル ,  データ解析
準シソーラス用語： *塩化クロム(III) ,  金属分離回収 ,  熱力学解析

分類 (2件)： 第6族,第7族元素の錯体  (CE01080F) ,  資源回収利用  (SC05060V)

引用文献 (2件)：

• I. Billard, L. Švecová: J. Solution Chem., 47 (2018), 1291-1292, https://dx.doi.org/10.1007/s10953-018-0797-x
• M. Uchikoshi:Bull. Chem. Soc. Jpn., 92 (2019), 1928-1934, https://dx.doi.org/10.1246/bcsj.20190195

タイトルに関連する用語 (7件)： 分光 ,  塩酸 ,  クロム ,  塩化物 ,  錯体 ,  分布 ,  解析