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J-GLOBAL ID：202202231457404639   整理番号：22A0908091

社会ネットワークにおける通信を組み込んだ避難シミュレーションから推測される2011年東北津波中の避難カスケードの機構【JST・京大機械翻訳】

Mechanism of an evacuation cascade during the 2011 Tohoku tsunami inferred from an evacuation simulation incorporating communications in social networks

著者 (3件)： Makinoshima Fumiyasu (Fujitsu Limited, 4-1-1, Kamikodanaka, Nakahara-ku, Kawasaki, Kanagawa, Japan) ,  Oishi Yusuke (Fujitsu Limited, 4-1-1, Kamikodanaka, Nakahara-ku, Kawasaki, Kanagawa, Japan) ,  Imamura Fumihiko (International Research Institute of Disaster Science, Tohoku University, 468-1, Aoba, Aramaki-aza, Aoba-ku, Sendai, Miyagi, Japan)
資料名： International Journal of Disaster Risk Reduction  (International Journal of Disaster Risk Reduction)
巻： 71  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： W3381A  ISSN： 2212-4209  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 既存の経験的調査は,ソーシャルネットワークにおける通信が避難行動の決定においてしばしば重要な役割を果たし,地域コミュニティにおける避難傾向に大きく影響することを示した。しかし,個々の避難態度がコミュニティ全体の避難傾向にどのように影響するかの動的な機構は,観測と経験的調査の欠如のため,まだほとんど調査されていない。避難行動の理解におけるソーシャルネットワークの重要性と避難カスケードの実現可能性を調査するために,ソーシャルネットワークに関する数値通信モデルと詳細な物理的避難シミュレーションを結合する統合避難シミュレーション方法を,本論文において開発した。簡単なシミュレーション設定において,まず,社会的ネットワークの形成および物理的避難運動に対する避難意思決定のための通信から,包括的避難プロセスをシミュレートするためのモデルの能力を示した。単純なシミュレーション結果は,個人間の偏った通信と異なった避難態度が,異なる避難傾向をもたらすことを証明した。2011年東北津波における報告された避難カスケードのメカニズムを調べるために,開発したモデルをIshinomaki市に適用した。制御された数値実験の結果は,地方の小学校における時間的収集行動によって誘起されるより大きなソーシャルネットワークの形成,および学校における避難リーダの存在が避難カスケードの原因となる主な要因であることを示唆する。これらの結果は,避難行動を理解するためのソーシャルネットワークの重要性を強調し,避難カスケードの存在を支持し,地域コミュニティにおける避難傾向を改善するための避難リーダの重要性を強調する。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *シミュレーション ,  意思決定 ,  行動 ,  *津波 ,  コミュニティ ,  地域社会 ,  通信系モデル ,  *避難 ,  人間行動
準シソーラス用語： 実証的研究 ,  避難行動 ,  数値実験 ,  社会的ネットワーク ,  *避難シミュレーション , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 避難 ,  意思決定 ,  社会ネットワーク ,  避難カスケード ,  津波

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

タイトルに関連する用語 (6件)： 社会 ,  避難シミュレーション ,  推測 ,  津波 ,  避難 ,  カスケード