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J-GLOBAL ID：202202232443293285   整理番号：22A0468509

五ヶ瀬川水系アユ資源動態調査 II

著者 (5件)： 上林大介 (宮崎県水試) ,  中武邦博 (宮崎県水試) ,  兒玉龍介 (宮崎県水試) ,  中村哲也 (宮崎県水試) ,  岸野底 (岸野底河川生態調査)
資料名： 宮崎県水産試験場事業報告書(Web)
巻： 2019  ページ： 265-275 (WEB ONLY)  発行年： 2020年12月 
JST資料番号： U2683A  ISSN： 0289-9132  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1。令和元年度の五ヶ瀬川水系におけるアユ資源は,5月の遡上期後調査での天然遡上尾数,10月の産卵期前調査での資源尾数ともに,昨年度比で約1/3と大幅に減少した。2。令和元年度の五ヶ瀬川水系におけるアユ流下仔魚量についても,昨年比で約40%と大幅に減少した。3。平成28年度から令和元年度までの天然遡上尾数と前年度の流下仔魚数の関係性は極めて希薄であった。4。令和元年度における資源の大幅減少は,流下仔魚の初期生活中に生じた大量減耗が原因であると示唆された。5。アユの環境DNA量と生息密度間には相関性があり,相関性は淵域において高かった。6。淵域で採水したサンプルによる環境DNA量は瀬・淵を平均した生息密度と相関することから,調査区域を代表する数値として利用可能であった。(著者抄録)

シソーラス用語： *水産資源 ,  *アユ ,  実態調査 ,  河川 ,  宮崎県 ,  遡上 ,  稚魚 ,  消耗 ,  DNA【核酸】 ,  生息密度 ,  相関
準シソーラス用語： 河川遡上 ,  環境DNA ,  五ケ瀬川 ,  *資源量評価

分類 (2件)： 魚類  (FH02020K) ,  個体群生態学  (EE03030S)

引用文献 (1件)：

• Yamanaka, H., Minamoto, T. The use of environmental DNA of fishes as an efficient method of determining habitat connectivity. Ecological Indicators 62, (2016): 147-153.

タイトルに関連する用語 (5件)： 五ヶ瀬川 ,  水系 ,  アユ ,  資源 ,  調査