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J-GLOBAL ID:202202233412877943   整理番号:22A0904463

ブレオマイシン誘発肺線維症のマウスにおけるニネタニブ-ヒドロキシプロピル-γ-シクロデキストリン包接錯体の肺内投与によるニネタニブの薬物動態と抗線維化作用の改善【JST・京大機械翻訳】

Improvement of the pharmacokinetics and antifibrotic effects of nintedanib by intrapulmonary administration of a nintedanib-hydroxypropyl-γ-cyclodextrin inclusion complex in mice with bleomycin-induced pulmonary fibrosis
著者 (9件):
資料名:
巻: 172  ページ: 203-212  発行年: 2022年 
JST資料番号: B0129B  ISSN: 0939-6411  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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特発性肺線維症は,肺構造の損傷後の進行性異常リプログラミングを特徴とする慢性肺疾患である。本研究では,肺内投与後のニンテニブの薬物動態と抗線維症効果を改善するために,ニンテニブ(抗線維化剤)とシクロデキストリン(CyD)包接錯体を調製した。ヒドロキシプロピル-γ-CyD(HP-γ-CyD)は,WI-38細胞(肺線維芽細胞)およびNCI-H441細胞(肺胞上皮モデル)に対する細胞毒性効果なしに,ニンテニブの溶解度を高めた。ニンテナニブエタンスルホナート塩と比較して,ニンテニブ-HP-γ-CyD包接複合体は,ブレオマイシン誘発肺線維症のマウスで肺内投与後の肺における長期分布を示した。さらに,ニンテナニブエタンスルホナート塩と比較して,ニンテニブ-HP-γ-CyD包接複合体は,気管支肺胞洗浄液中で高い安定性を示し,NCI-H441細胞単層において低い透過性を示した。これらの結果は,HP-γ-CyDへのニンテニブの包接複合体形成が,肺における安定性を増加させ,肺胞細胞膜を介してその透過性を低下させることにより,肺内投与後の薬物動力学を改善することを示唆した。ニンテニブ-HP-γ-CyD包接複合体の肺内投与は肺内ヒドロキシプロリン含量を有意に減少させ,病理学的線維症変化を制限した。全体として,本研究は肺内投与を意図した抗線維症剤-CyD包接複合体が肺の分布を延長し,特発性肺線維症治療の拡大につながることを示す。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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呼吸器の基礎医学 
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