文献

J-GLOBAL ID：202202234425054495   整理番号：22A0920549

シリコーン油を用いた圧電積層アクチュエータの強制液体冷却【JST・京大機械翻訳】

Forced liquid cooling of piezoelectric stack actuator utilizing silicone oil

著者 (3件)： Nishida Rina (Department of Mechanical Engineering, School of Engineering, Tokyo Institute of Technology, 4259 Nagatsuta-cho, Midori-ku, Yokohama, Kanagawa, 226-8503, Japan) ,  Zhong Jianpeng (Institute of Innovative Research (IIR), Tokyo Institute of Technology, 4259 Nagatsuta-cho, Midori-ku, Yokohama, Kanagawa, 226-8503, Japan) ,  Shinshi Tadahiko (Institute of Innovative Research (IIR), Tokyo Institute of Technology, 4259 Nagatsuta-cho, Midori-ku, Yokohama, Kanagawa, 226-8503, Japan)
資料名： Precision Engineering  (Precision Engineering)
巻： 75  ページ： 120-128  発行年： 2022年 
JST資料番号： A0734B  ISSN： 0141-6359  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 圧電スタックアクチュエータ(PESAs)は,通常,高速応答,高分解能,および高精度を必要とする応用で使用されている。高周波数での大電圧振幅による連続駆動中の自己加熱は,PESAsを損傷し,駆動条件を制限する。駆動周波数と駆動振幅を増加させるには十分な冷却法が必要である。本論文では,PESAsのための直接強制液体冷却システムを提案し,この冷却システムを採用したときのPESA温度を実験的に数値的に評価した。優れた電気絶縁体であり,高い熱伝達係数と良好な安定性を持つシリコーン油を冷却剤として選んだ。提案した強制液体冷却は,自然熱放散によって達成される温度の約10%まで温度上昇を抑制できる。10kHzの周波数で50V_pkの入力電圧振幅で,PESAは自然放熱で連続的に駆動できない。提案した液体冷却を用いて,PESA樹脂被覆の温度は,製造者によって与えられた上限以下に十分に保たれた。さらに,PESAの内部温度を有限要素モデルを用いて熱伝達解析から推定した。これは,PESAの内部温度がCurie温度より低いことを確認した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 温度 ,  電圧 ,  熱伝達 ,  熱放射 ,  *冷却 ,  熱伝達率 ,  *圧電気 ,  冷却剤 ,  *シリコーン油 ,  生産者 ,  *液冷却 ,  冷却系機器 ,  内部温度 ,  昇温
準シソーラス用語： 自己加熱 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 圧電スタックアクチュエータ ,  強制液体冷却 ,  シリコーン油 ,  自己加熱

分類 (5件)： 研削  (QC03000R) ,  圧電デバイス  (NC03110I) ,  長さ,面積,断面,体積,容積,角度の計測法・機器  (AD05020O) ,  ポリウレタン  (YH07130G) ,  熱力学  (BA08040X)

タイトルに関連する用語 (5件)： シリコーン油 ,  圧電 ,  アクチュエータ ,  強制 ,  液体冷却