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J-GLOBAL ID:202202235042325149   整理番号:22A0982387

クロロゲン酸はNrf2活性化誘導を介して血液網膜バリア機能障害を軽減することにより糖尿病性網膜症を改善する【JST・京大機械翻訳】

Chlorogenic acid improves diabetic retinopathy by alleviating blood-retinal-barrier dysfunction via inducing Nrf2 activation
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資料名:
巻: 36  号:ページ: 1386-1401  発行年: 2022年 
JST資料番号: W0135A  ISSN: 0951-418X  CODEN: PHYREH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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主要な糖尿病性微小血管合併症の1つとして,糖尿病性網膜症(DR)は主に血液網膜バリア(BRB)機能不全により開始される。クロロゲン酸(CGA)はLonicerae Japonicae Flos中の天然ポリフェノール化合物であり,伝統的に眼に有益な機能を持ち,多くの抗糖尿病処方に通常含まれている。本研究では,DRに対するCGAの潜在的防御機構を調べた。ストレプトゾトシン(STZ)を用いてマウスの糖尿病を誘発した。CGAはBRB機能障害を減弱し,in vivoで網膜における内皮間葉転換(EndoMT)と上皮間葉転換(EMT)を逆転させた。CGAはミクログリア活性化を阻害し,in vivoおよびin vitroの両方で腫瘍壊死因子(TNF)α放出を減少させた。CGAは核因子赤血球2関連因子2(Nrf2)活性化を促進し,TNFα処理ヒト網膜内皮細胞(HREC)または網膜色素上皮APRE19細胞においてEndoMT/EMTを抑制した。CGAはTNFαで刺激されたHRECまたはAPRE19細胞における内皮/上皮バリア酸化損傷を緩和したが,この効果はNrf2阻害剤と共インキュベートした細胞で消失した。さらに,BRB損傷とEndoMT/EMTに関するCGA-スプライシング緩和はSTZ処理Nrf2ノックアウトマウスからの網膜において顕著に弱められた。すべての結果は,CGAが,ミクログリア開始炎症を減少させ,TNFα誘導EndoMT/EMTおよびNrf2活性化の誘導を介して酸化的損傷を防ぐことにより,BRB損傷を軽減することによりDRを改善することを示唆する。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  眼の基礎医学 
物質索引 (1件):
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