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J-GLOBAL ID:202202235904300364   整理番号:22A1020765

アミオダロンは開放状態マウス侵害受容器における長時間持続局所麻酔と鎮痛を提供する【JST・京大機械翻訳】

Amiodarone Provides Long-Lasting Local Anesthesia and Analgesia in Open-State Mouse Nociceptors
著者 (7件):
資料名:
巻: 13  ページ: 872477  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7091A  ISSN: 1663-9812  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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長期持続効果および侵害受容者に対する選択性を有する局所麻酔薬は,過去数十年にわたり探索されてきた。この研究では,複数のチャンネルブロッカー,アミオダロンが長期持続局所麻酔を提供し,TRPV1チャンネル活性化剤の添加が運動遮断を延長せずに感覚麻酔薬効果を選択的に延長するかを検討した。加えて,アミオダロンがTRPV1チャンネル活性化剤共投与なしで炎症性疼痛に対する長期持続鎮痛作用を提供するかを検討した。坐骨神経ブロックモデルにおいて,32匹の成体C57BL/6Jマウスは,バピバカイン,カプサイシン(TRPV1アゴニスト)の有無によるアミオダロン,または周囲坐骨神経注入による賦形剤のいずれかを受けた。感覚および運動遮断を,それぞれピンプリックおよび足指伸展試験により評価した。16匹のマウスの別のセットにおいて,炎症性疼痛をザイモサン注射によって後足で誘発し,続いてアミオダロンまたは賦形剤のいずれかを投与した。機械的及び熱的感度及び足厚をvon Frey及びHargreaves試験を用いて評価した。局所アミオダロン注射の可能な心血管および神経学的副作用を,12匹のマウスの別のセットで評価した。坐骨神経ブロックモデルにおいて,アミオダロンは堅牢な麻酔を生じて,TRPV1アゴニストカプサイシンの同時投与は,感覚遮断の持続時間を延長したが,運動遮断[完全な感覚ブロック期間:195.0±9.8分対28.8±1.3分,F(2,21)=317.6,p<0.01,完全な運動ブロック期間:27.5±1.6分対21.3±2.3分,F(2,22)=11.1,p=0.0695]。ザイモサン誘発炎症性疼痛モデルにおいて,低用量アミオダロンは,カプサイシンの同時投与を必要としない機械的及び熱的過敏症を逆転させるのに効果的であった[50%の離脱閾値を8時間(g):0.85±0.09対0.25±0.08,p<0.01,4時間(s)8.5±0.5対5.7±1.4,p<0.05]。低用量アミオダロンはザイモサン誘発足炎症に影響しなかった。局所アミオダロンは心血管または中枢神経系副作用を引き起こさなかった。アミオダロンは,開状態大孔チャンネルに作用する長時間作用および侵害受容選択的局所麻酔薬および鎮痛法の可能性を有する可能性がある。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学  ,  末梢神経系  ,  細胞膜の輸送  ,  細胞膜の受容体  ,  生物学的機能 
引用文献 (30件):
  • BakerS. D., VerweijJ., RowinskyE. K., DonehowerR. C., SchellensJ. H., GrochowL. B., et al (2002). Role of Body Surface Area in Dosing of Investigational Anticancer Agents in Adults, 1991-2001. J. Natl. Cancer Inst. 94, 1883-1888. doi: 10.1093/jnci/94.24.1883
  • BinshtokA. M., BeanB. P., WoolfC. J. (2007). Inhibition of Nociceptors by TRPV1-Mediated Entry of Impermeant Sodium Channel Blockers. Nature 449, 607-610. doi: 10.1038/nature06191
  • BujakJ. K., KosmalaD., SzopaI. M., MajchrzakK., BednarczykP. (2019). Inflammation, Cancer and Immunity-Implication of TRPV1 Channel. Front. Oncol. 9, 1087. doi: 10.3389/fonc.2019.01087
  • ButterworthJ. F., MackeyD. C., WasnickJ. D. (2013). Chapter 16. Local Anesthetics. In Morgan & Mikhail's Clinical Anesthesiology. 5e. Vol., ed.^eds. New York: The McGraw-Hill Companies. doi: 10.3389/fonc.2019.01087
  • ChatelainP., FerreiraJ., LaruelR., RuysschaertJ. M. (1986). Amiodarone Induced Modifications of the Phospholipid Physical State. A Fluorescence Polarization Study. Biochem. Pharmacol. 35, 3007-3013. doi: 10.1016/0006-2952(86)90379-5
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