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J-GLOBAL ID:202202236513456105   整理番号:22A0472361

生体液中のアミロイドβペプチド結合蛋白質アッセイとしてのファイバーインチューブ固相マイクロ抽出及びUHPLC-MS/MSのための架橋双性イオン高分子イオン液体官能化ニチノールワイヤ【JST・京大機械翻訳】

Crosslinked zwitterionic polymeric ionic liquid-functionalized nitinol wires for fiber-in-tube solid-phase microextraction and UHPLC-MS/MS as an amyloid beta peptide binding protein assay in biological fluids
著者 (3件):
資料名:
巻: 1193  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Alzheimer病(AD)は,脳間質におけるアミロイド-βペプチド(Aβ)の細胞外蓄積を特徴とする神経変性疾患である。ヒト血清アルブミン(HSA)は,血漿中のAβと高度に結合し,末梢組織におけるプラーク形成を阻害すると考えられている。このように,Aβへのアルブミン結合の評価は,AD患者の生体系におけるこれらの分子の動力学を理解するための重要な鍵である。本研究では,ファイバーインチューブ固相ミクロ抽出(ファイバーインチューブSPME)及び超高速液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析(UHPLC-MS/MS)法を開発し,脳脊髄液(CSF)及び血漿試料中のHSAへのAβ画分結合を推定した。架橋双性イオン高分子イオン液体(双性イオンPIL)被覆ニチノールワイヤを開発し,ファイバーインチューブSPMEとUHPLC-MS/MS法でポリエーテルエーテルケトン(PEEK)キャピラリーに充填した。1-ビニル-3-(ブタンスルホナート)イミダゾリウム([VIm+C_4SO_3-])と1,12-ジ(3-ビニルイミダゾリウム)ドデカンジブロミド([(VIm)_2C_12]_2[Br])単量体から,in-situ熱開始重合により,双性イオン性PIL吸着剤を合成した。走査電子顕微鏡(SEM)と原子間力顕微鏡(AFM)による形態学的キャラクタリゼーションは,in-situ重合後,約17nmから1nmへのニチノールワイヤの表面粗さの減少を明らかにした。双性イオン性PIL吸着剤は,2種類の相互作用機構を介してAβを選択的に予備濃縮した。ファイバーインチューブSPMEおよびUHPLC-MS/MS法は,Aβ38に対して0.4ng mL-1,Aβ40およびAβ42に対して0.3ng mL-1の定量下限(LLOQ)を示し,LLOQ値から15ng mL-1までの直線範囲,0.99以上の決定係数,2.1~7.3%の範囲の変動係数(CV)値,および-0.3~7.4の相対標準偏差(RSD)値を有する精度を示した。本法は,脳脊髄液(CSF)と血漿試料中のAβへのHSAの結合を評価するために成功裏に適用された。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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