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J-GLOBAL ID:202202236784464899   整理番号:22A0940675

分子インプリンティング法を用いた多糖類複合膜の分子透過性の制御

Control of the molecular permeability of polysaccharide composite films utilizing a molecular imprinting approach
著者 (10件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 571-579  発行年: 2022年04月 
JST資料番号: F0612A  ISSN: 0032-3896  CODEN: POLJB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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天然高分子は有用な生体材料を生産する魅力的な原料である。著者らのグループは,ホットプレス技術を用いて,コンドロイチン硫酸C(CS)およびキトサン(CHI)(CS/CHI膜)のような多糖類のポリイオンコンプレックス(PIC)からなる自立膜の作製のためのプロセスを開発した。本研究では,メチレンブルー(MB),小さなカチオン染料を用いた分子インプリントCS/CHI膜の調製と,リン酸塩緩衝食塩水(PBS)中の荷電浸透剤に対する膜の分子透過性の評価について報告する。MBインプリント(MBインプリント膜)を有するCS/CHI膜を,FT-IR測定,ゼータ電位測定および電子顕微鏡観察により評価した。MBインプリントフィルムと非インプリントフィルムのMB透過性の比較は,刷込効果が非共有結合相互作用によってそれらの形態を維持する多糖類PICの膨潤膜に対して観察されることを示した。透過挙動に対する浸透の影響を評価するため,オレンジII(OR)とポルフィリン誘導体を透過剤として用いた。ポルフィリン誘導体の場合,より大きなサイズとより多くの電荷を持つ膜の内部ボイドは透過挙動には顕著ではなかったが,膜の表面電荷は重要であった。MBインプリント膜上のCHI被覆も行い,MBの透過挙動を改善した。コンドロイチン硫酸とキトサンのポリイオン錯体から調製した自立膜に対して,小さなカチオン染料であるメチレンブルー(MB)の分子刷込を行った。リン酸塩緩衝食塩水(PBS)中のMBインプリント膜の分子透過性を評価した。MB,オレンジIIおよびポルフィリン誘導体を用いて透過挙動に対するパーミットの電荷およびサイズの影響を明らかにした。ポルフィリン誘導体の場合,膜の内部ボイドは透過挙動には顕著ではなかったが,膜の表面電荷は重要であった。Copyright The Author(s), under exclusive licence to The Society of Polymer Science, Japan 2022 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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多糖類  ,  澱粉以外の多糖類  ,  高分子固体のその他の性質  ,  膜分離 
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