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J-GLOBAL ID：202202237352476086   整理番号：22A1016754

抽出剤としてヘプタンに溶解した深共晶溶媒によるCo(II),Ni(II),Cu(II)及びMn(II)の抽出

Extraction of Co(II), Ni(II), Cu(II) and Mn(II) with Deep Eutectic Solvents Dissolved in Heptane as Extractants

著者 (3件)： OLA Pius Dore (Department of Chemistry, Faculty of Science and Engineering, Nusa Cendana University) ,  KUROBE Yusuke (Department of Chemical Engineering and Materials Science, Doshisha University) ,  MATSUMOTO Michiaki (Department of Chemical Engineering and Materials Science, Doshisha University)
資料名： Solvent Extraction Research and Development, Japan  (Solvent Extraction Research and Development, Japan)
巻： 29  号： 1  ページ： 31-37(J-STAGE)  発行年： 2022年 
JST資料番号： L3207A  ISSN： 1341-7215  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 金属イオンを含む廃水から金属イオンを回収,除去,または濃縮することは重要であるが,それは,前処理なしで環境に廃棄されると,高濃度の金属を含む金属含有廃水によって生物に悪影響を与える可能性があるためである。本研究では,抽剤としてヘプタン中に溶解した深共晶溶媒(DESs)を用いて,溶媒抽出法により水性媒体から金属イオンを分離し,リドカインとデカン酸からなるDESが,興味のある金属イオンに対して100%に達する抽出性を有する優れた抽出剤であることを見出した。実験の全ての金属イオンは1.0Mの塩酸を用いて完全に除去された。DESは,金属イオンの抽剤として用いることができ,3回の抽出サイクルで,抽出性は90%を超える。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *溶媒 ,  *溶媒抽出 ,  抽剤 ,  アミノカルボン酸 ,  コバルト化合物 ,  *金属イオン ,  ニッケル化合物 ,  銅化合物 ,  マンガン化合物 ,  ストリッピング ,  比率 ,  アルカン ,  芳香族アミン ,  カルボアミド ,  第三アミン ,  脂肪酸
準シソーラス用語： *深共晶溶媒 ,  コバルトイオン ,  ニッケルイオン ,  銅イオン ,  マンガンイオン ,  抽出率

分類 (1件)： 抽出  (CC01040H)

物質索引 (3件)： ヘプタン ,  リドカイン ,  デカン酸

引用文献 (12件)：

• 1) T. Miaomiao, J. Quang, L. Wuping, J. Rare Earths, 31, 604-608 (2013).
• 2) T. V. Hoogerstraete, S. Wellens, K. Verachtert, K. Binnemans, Green Chem., 15, 919-927 (2013).
• 3) Y. Baba, F. Kubota, N. Kamiya, M. Goto, J. Chem. Eng. Jpn., 44, 679-685 (2011).
• 4) A. P. de Los Ríos, F. J. Hernández-Fernández, L. J. Lozano, S. Sánchez, J. I. Moreno, C. Godínez , J. Chem. Eng. Data, 55, 605-608 (2010).
• 5) M. Matsumoto, Y. Inomoto, K. Kondo, J. Membr. Sci., 26, 77-81 (2005).

タイトルに関連する用語 (8件)： 抽出剤 ,  ヘプタン ,  溶解 ,  深共晶溶媒 ,  CO ,  Ni ,  Cu ,  Mn