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J-GLOBAL ID：202202237769328671   整理番号：22A0712087

デザインを活用した県産品の競争力強化のための商品開発支援の研究(その2)

著者 (2件)： 桐山有司 (長崎県窯技セ) ,  友池知郁 (長崎県窯技セ)
資料名： 長崎県窯業技術センター研究報告  (Annual Report. Ceramic Research Center of Nagasaki)
号： 68  ページ： 24-29  発行年： 2022年02月 
JST資料番号： L2271A  ISSN： 1340-802X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： デザインの意味が,表面的・装飾的なという狭義の解釈から商品開発プロセス全体という本来の広義の解釈へとシフトしている中,本県の中小製造業においては,自社の技術や素材自体が優先され,デザインも開発後半の装飾的な工程との認識が高く,経営戦略としてデザインを活用している企業は少ない。本研究では,企業と共同でユーザーを起点とした,企業戦略にデザインを導入・活用した県産品の商品開発に取り組む。企業と県立大学と共同で,県産品の五島椿油をケーススタディに,昨年度から既存品の現状調査で抽出した強みや課題から,若年層をターゲットにしたフェイスケア用品について,試用評価と試作品の改良を重ね,ネーミングやパッケージ,価格等も想定し,販売店の店員を対象に商品化を前提にアンケート調査を行った。同様に,企業と活水女子大学と共同で,陶磁器をケーススタディに,日常生活での生活用品に対する不便さ等を抽出し,若年層をターゲットに日々の行動分析から,玄関周り,洗面周りに絞り込み,使用するアイテム等を検討した。また,新型コロナウィルスの感染拡大で日常生活が大きく変容したことも考慮し,ターゲットのペルソナや開発品の仕様についても検討した。(著者抄録)

シソーラス用語： *製品開発 ,  競争力 ,  経営理念 ,  中小企業 ,  *長崎県 ,  装飾 ,  *経営戦略 ,  産学協同 ,  大学 ,  事例研究 ,  植物油脂 ,  実態調査 ,  アンケート ,  梱包 ,  陶磁器 ,  利用者 ,  人格 ,  マーケティング ,  マスク ,  スキンケア
準シソーラス用語： ツバキ油 ,  デザイン経営 ,  フェイスマスク ,  ペルソナ

分類 (3件)： マーケティング  (KA06020W) ,  セラミック・陶磁器一般  (YC03010K) ,  精油・香料・化粧品一般  (YG03010W)

引用文献 (1件)：

• デザイン経営宣言,経済産業省・特許庁 産業競争力とデザインを考える会,2018

タイトルに関連する用語 (8件)： デザイン ,  活用 ,  競争力 ,  強化 ,  商品 ,  開発 ,  支援 ,  研究