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J-GLOBAL ID：202202237806560044   整理番号：22A0538181

火星衛星探査計画MMXの探査シナリオと概要

Martian Moons eXploration (MMX), Overview and Mission Scenario

著者 (5件)： 川勝康弘 (JAXA) ,  倉本圭 (JAXA) ,  大嶽久志 (JAXA) ,  今田高峰 (JAXA) ,  馬場肇 (JAXA)
資料名： 宇宙科学技術連合講演会講演集(CD-ROM)  (宇宙科学技術連合講演会(CD-ROM))
巻： 65th  ページ： ROMBUNNO.2B01  発行年： 2021年 
JST資料番号： S0277B  ISSN： 1884-1945  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 火星衛星探査計画(MMX)では,火星の2つの衛星の探査とフォボスからのサンプル回収を計画している。2024年に着陸する予定のMMXは2029年に火星圏からの世界初のサンプル回収を達成するであろう。このミッションのゴールは,火星の衛星の起源を明らかにすることと,それにより惑星系の形成と初期の太陽系の内側と外側との境界域における原初の物質移動に関する我々の理解を進展させることである。フォボスからのサンプルには火星表面から運ばれた無視できない量のサンプルを含んでいることが期待される。火星からのサンプルは,宇宙生物学を含む火星の科学に貢献するであろう。MMXはまた,将来の太陽系の探求にとって重要な技術を獲得することにも貢献する。本稿ではミッションの概要とシナリオ及び最近の状況について紹介する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 宇宙開発 ,  *行政機関 ,  火星 ,  *惑星探査 ,  衛星 ,  原始太陽系 ,  宇宙生物学 ,  境界 ,  天文衛星
準シソーラス用語： *サンプルリターン ,  フォボス ,  *宇宙開発事業団 ,  *火星探査 ,  雪線 ,  惑星探査機

分類 (2件)： 惑星  (DB04020E) ,  研究開発  (DA01040C)

引用文献 (24件)：

• 内閣府:宇宙基本計画工程表(令和元年年12月13日宇宙開発戦略本部決定)
• JAXA:宇宙科学・探査プログラムについての検討状況, 宇宙政策委員会 宇宙産業・科学技術基盤部会 宇宙科学・探査小委員会 第25回会合, 2019年11月.
• JAXA:月・火星探査のプログラム化について, 宇宙政策委員会 宇宙産業・科学技術基盤部会 宇宙科学・探査小委員会 第21回会合, 2019年8月.
• 倉本圭、他:火星衛星探査計画MMXによるサイエンス, 第64回宇宙科学技術連合講演会, 3D02, 2020.
• 臼井寛裕、他:火星衛星探査計画MMX国際サイエンスボードによる成果創出プラン, 第64回宇宙科学技術連合講演会, 3D03, 2020.

タイトルに関連する用語 (6件)： 火星 ,  衛星 ,  探査 ,  計画 ,  シナリオ ,  概要