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J-GLOBAL ID：202202238017679115   整理番号：22A0879547

水の光分解に関する基礎研究

Synthesis of Silver Phosphate based Photoelectrode for Water Splitting

著者 (6件)： 塚田成弘 (燐化学工業) ,  國方伸亮 (富山県産業技術研究開発セ 機械電子研) ,  角田龍則 (富山県産業技術研究開発セ 機械電子研) ,  二口友昭 (富山県産業技術研究開発セ 機械電子研) ,  寺澤孝志 (富山県産業技術研究開発セ) ,  本保栄治 (富山県産業技術研究開発セ)
資料名： 若い研究者を育てる会研究発表会研究論文集
巻： 34th  ページ： 37-43  発行年： 2022年03月15日 
JST資料番号： L3862A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 半導体光電極は,光励起により小さな印加電圧でも水素と酸素に水を分割することを可能にし,非常に低いエネルギー密度を持つ太陽エネルギーを効果的に利用する方法として重要である。本研究では,電気化学的方法を用いた光電極の合成と光電気化学的評価を行った。可視光応答性を有することが報告されているリン酸銀に焦点を当て,高効率光活性を示すリン酸銀系新規光電極材料を開発することを目的とした。銀板の表面をリン酸銀薄膜で被覆し,続いてAg₃PO₄/Agにポリピロールを堆積してPPy/Ag₃PO₄/Agを合成し,光電極Ag₃PO₄/Agを調製した。太陽光シミュレータを用いた光電気化学評価は,PPy/Ag₃PO₄/AgおよびAg₃PO₄/Agは光エネルギーを電気エネルギーに効率的に変換し,また,PPy/Ag₃PO₄/Agは,Ag₃PO₄/Agよりも高い入射光子対電流効率を示すことを明らかにした。これは半導体光電極上に堆積した導電性ポリピロールの効果であると思われた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 光分解 ,  *分解反応 ,  *光電極 ,  リン酸塩 ,  銀化合物 ,  ポリピロール ,  銀 ,  電解重合 ,  効率 ,  半導体材料 ,  活性化 ,  シミュレータ ,  *半導体電極 ,  光触媒 ,  太陽エネルギー ,  特性 ,  光合成 ,  光触媒反応 ,  水電解
準シソーラス用語： IPCE ,  リン酸銀 ,  光活性 ,  光電気化学特性 ,  光電子変換効率 ,  人工光合成 ,  *水分解 ,  太陽シミュレータ

分類 (2件)： 光化学一般  (CB08010U) ,  電解装置  (XE02030E)

引用文献 (4件)：

• 佐山和弘、三石雄吾, Synthesiology, 7 (2) (2014) pp. 81-92.
• Nimsプレスリリース, https://www.nims.go.jp/news/press/2010/06/201006070/p201006070.pdf
• 平成26年度 三重大学報文, https://mie-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=9648&file_id=17&file_no=1
• C. S. Priya, G. Velraj, Materials Letters., 77 (2012) pp. 29-31.

タイトルに関連する用語 (4件)： 水 ,  光分解 ,  基礎 ,  研究