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J-GLOBAL ID：202202241364374659   整理番号：22A0418453

食品技術講座 6 食品の安全・品質に関する技術講座 第94回 未利用食品の可食化・付加価値化による再生(2)湿式微粉砕と噴霧乾燥による果実未利用部位の可食化

著者 (2件)： 粉川美踏 (筑波大) ,  北村豊 (筑波大)
資料名： 冷凍  (Refrigeration)
巻： 97  号： 1129  ページ： 34-37  発行年： 2022年01月15日 
JST資料番号： G0176A  ISSN： 0034-3714  CODEN： RITOA8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・本稿では,様々な果実に対して湿式微粉砕と噴霧乾燥を適用することにより,未利用部位の可食化を行った事例を紹介。
・果実の未利用部位の有効活用の目的が機能性か官能性かで,その加工法が決まること,また,いずれの場合にも必要な湿式微粉砕に使用する湿式微粉砕器,目的と特徴,その効果を説明。
・噴霧乾燥は,スプレーノズルを用いて液状の試料を高温気流中に噴霧微粒化し,瞬間的に乾燥させ,品質劣化を抑え固形微粒子製品を得る方法。
・脂質を含んだ未利用部位の活用として,微粉砕スラリーの乳化と噴霧乾燥,また,果実を含まない非可食部のみを利用した食品加工の事例に言及。

シソーラス用語： 食品 ,  *果物 ,  *付加価値 ,  ミル ,  微粉砕 ,  噴霧乾燥 ,  乾燥機 ,  ミカン科 ,  果皮 ,  脂質 ,  スラリー ,  乳化 ,  搾汁 ,  残留物
準シソーラス用語： *可食化 ,  *果実未利用部 ,  湿式微粉砕・分散機 ,  噴霧乾燥機

分類 (2件)： 果実とその加工品  (FJ11030Z) ,  食品一般  (FJ01010Y)

引用文献 (14件)：

• 菅原卓也: 学術の動向, 22(2),(2017).
• M. Z. Islam, A. Ono, M. Kokawa, T. Kuniga, M. Kita, N. Hoshi and Y. Kitamura : J. Food Meas. Charac., 15, 851 (2021).
• R. K. Amini, Y. Kitamura, M. Z. Islam, M. Kokawa and Y. F. Eseese : J. Food Meas. Charac., 15, 2865 (2021).
• U. Odgerel, M. Z. Islam, Y. Kitamura, M. Kokawa and T. O. Odbayar : J. Food Process. Preserv., 45, e15474 (2021).
• S. Okino, M. Kokawa, M. Z. Islam and Y. Kitamura : Food Bioprocess Tech., 14, 692 (2021).

タイトルに関連する用語 (6件)： 食品 ,  食 ,  付加価値 ,  微粉砕 ,  噴霧乾燥 ,  果実