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J-GLOBAL ID：202202243075286728   整理番号：22A1080998

神経伝達物質測定のためのカーボンナノスパイク被覆ナノ電極【JST・京大機械翻訳】

Carbon nanospike coated nanoelectrodes for measurements of neurotransmitters

著者 (4件)： Cao Qun (Department of Chemistry, University of Virginia, Charlottesville, Virginia 22904, USA. [e-mail]) ,  Shao Zijun ,  Hensley Dale ,  Venton B. Jill
資料名： Faraday Discussions  (Faraday Discussions)
巻： 233  ページ： 303-314  発行年： 2022年 
JST資料番号： C0377A  ISSN： 1359-6640  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炭素ナノ電極は,単一細胞,小胞,シナプスおよび小脳構造のレベルで神経伝達物質の検出を可能にする。以前に,炭素繊維のエッチングと直接レーザ書き込みに基づく3D印刷を用いてカーボンナノ電極を作製したが,これらの方法は大量生産の能力を欠いている。本論文では,金属ワイヤ上にカーボンナノスパイク(CNS)を成長させることによりカーボンナノ電極を作製した。CNSsは,顕著な電気化学的性質を生じる,短く,緻密で,欠陥の多い表面を有し,それらは,触媒を用いずに,ほぼ任意の基板上に大量生産できる。タングステンワイヤとニオブワイヤをバッチで電気化学的にエッチングしてサブマイクロメータサイズのチップを形成し,プラズマ増強化学蒸着(PE-CVD)を用いて金属ワイヤ上にCNS層を成長させた。CNS層の厚さは堆積時間によって制御され,CNSの薄層は,サブマイクロメータスケール内のチップサイズを維持しながら,全金属表面を効果的にカバーできる。エッチングしたタングステンワイヤはテーパー円錐ナノチップを生成したが,エッチングしたニオブワイヤは長く薄い。両者は,外部球ルテニウムヘキサミンと内部球試験化合物フェリシアニドの検出に優れた感度を示した。CNSナノセンサを高速走査サイクリックボルタンメトリーによるドーパミン,セロトニン,アスコルビン酸及びDOPACの測定に用いた。CNSナノ電極は大きな表面積と多数の欠陥サイトを持ち,感度,電子移動速度及び吸着を改善した。最後に,CNSナノ電極を,火炎エッチング,3D印刷,およびナノピペットを含む他のナノ電極作製法と比較し,これは,より遅く,大量生産が難しく,より困難であった。したがって,CNSナノ電極は神経伝達物質のためのナノ電極センサの大量生産のための有望な戦略である。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： エッチング ,  薄膜 ,  大量生産 ,  タングステン ,  炭素 ,  ニオブ ,  *被覆 ,  触媒 ,  *神経伝達物質 ,  炭素繊維 ,  電気化学 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  *微小電極 ,  ラクトン ,  水溶性ビタミン ,  第二アルコール ,  ポリオール ,  カテコールアミン ,  第一アミン
準シソーラス用語： *ナノ電極 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 電極過程  (CB07040U) ,  電気化学反応  (CB07050F)

物質索引 (2件)： アスコルビン酸 ,  ドーパミン

タイトルに関連する用語 (2件)： 神経伝達物質 ,  ナノ電極