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J-GLOBAL ID：202202245837006791   整理番号：22A1212259

災害廃棄物処理計画・処理実行計画の作成支援を目的としたオントロジーの開発

DEVELOPMENT OF THE ONTOLOGY FOR SUPPORTING THE PREPARATION OF PROCESSING PLANS AND PROCESSING EXECUTION PLANS OF DISASTER WASTE

著者 (7件)： 矢吹信喜 (大阪大学 大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻) ,  有賀貴志 (株式会社コンポート) ,  中野正樹 (名古屋大学 大学院工学研究科 土木工学専攻) ,  酒井崇之 (名古屋大学 大学院工学研究科 土木工学専攻) ,  大塚義一 (株式会社奥村組 営業本部) ,  岩下将也 (株式会社奥村組 技術研究所) ,  加藤雅彦 (明治大学 農学部 農芸化学科)
資料名： 土木学会論文集 F3(土木情報学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. F3 (Civil Engineering Informatics) (Web))
巻： 78  号： 2  ページ： I_10-I_21(J-STAGE)  発行年： 2022年 
JST資料番号： U0254A  ISSN： 2185-6591  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 災害廃棄物の処理実行計画は発災後至急策定しなければならないが,多くの時間を要するなどの課題が山積している.そこで本研究グループでは,AI等を活用し実効性のある処理実行計画の策定に資する自動作成支援システムの開発を実施している.本論はその一環として,災害廃棄物の処理実行計画書等の関連文書で使用される各種用語を洗い出し,語彙,概念,意味の機能的な知識の体系化を行うために,これらの用語の概念,属性,関係などを表現するオントロジー(Ontology)を構築した.さらに,構築したオントロジーを基に,自動作成支援システムの根幹となる計画書テンプレートおよび過去の計画書の目次や文章の意味論的照査を自動的に行うシステムを開発し,実際のデータを用いて検証を行った.(著者抄録)

シソーラス用語： *災害対策 ,  *廃棄物処理 ,  *行動計画 ,  *オントロジー ,  *支援プログラム ,  文書 ,  用語 ,  概念 ,  属性 ,  相関 ,  型 ,  実証実験
準シソーラス用語： 計画書 ,  ソフトテンプレート

著者キーワード (5件)： ontology ,  disaster waste ,  processing plan ,  semantic checking ,  artificial intelligence

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (30件)：

• 1) Sowa, J. F. (Ed.) : Principles of semantic networks - explorations in the representation of knowledge, Morgan Kaufmann Publishers, pp. 3-4, 1991.
• 2) 松尾豊:人工知能は人間を超えられるか(ディープラーニングの先にあるもの),Kadokawa, pp. 84-98, 2015.
• 3) 溝口理一郎,人工知能学会:オントロジー工学(知の科学),オーム社,pp. 1-14, 2005.
• 4) 矢吹信喜:CIM入門,理工図書,pp. 73-93, 2016.
• 5) 環境省環境再生・資源循環局災害廃棄物対策室:災害廃棄物対策指針(改訂版)平成30年3月,2018. <http://kouikishori.env.go.jp/guidance/guideline/>, (入手 2021.10.1)

タイトルに関連する用語 (5件)： 災害廃棄物 ,  計画 ,  支援 ,  オントロジー ,  開発