文献
J-GLOBAL ID:202202250863394209   整理番号:22A0889988

点滴施肥下の石灰質土壌におけるハイブリッドトマトの収量と亜鉛栄養を改善するための有機亜鉛キレート【JST・京大機械翻訳】

Organo Zinc Chelates for Improving the Yield and Zinc Nutrition of Hybrid Tomato on Calcareous Soil Under Drip Fertigation
著者 (1件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 140-149  発行年: 2022年 
JST資料番号: W6366A  ISSN: 0718-9516  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:亜鉛欠乏は世界中で観察される最も一般的な非生物的ストレスであり,肥料スケジュールからの省略は作物収量,生産性および作物の品質を低下させる。亜鉛利用効率は一般に低く(<5%),pH,有機炭素含有量,遊離石灰状態,および他の栄養素との相互作用のような多くの土壌因子によって制限される。硫酸亜鉛(ZnSO_4)は,亜鉛欠乏を軽減するために広く使用されている無機肥料源であるが,そのより高い溶解性は,浸出損失,吸着,および石灰質土中の炭酸塩と重炭酸塩イオンによる固定をもたらし,キレート化肥料の使用を正当化する。亜鉛EDTAのような合成亜鉛キレートであるが,亜鉛HEDTAは石灰質土壌で生育する多くの作物にとって最も効果的な源であり,作物収量の改善における有効性はかなり異なる。この点に関して,有機およびアミノ酸亜鉛キレートの合成および評価は,作物収量および作物の品質を,作物成長および土壌亜鉛利用性の改善における有効性により,石灰質土壌上に生産するのに,非常に役立つ。【方法】:実験室研究を,配位子対金属モル比1:1の錯化剤として,いくつかのアミノ酸(プロリン,グリシンおよびグルタミン酸)および有機酸(クエン酸およびシュウ酸)を用いて,有機亜鉛キレートを合成するために実施した。合成されたキレートを,種々の性質と亜鉛濃度について特性評価し,より高い亜鉛含有量を有する最良の源を,圃場評価のために提唱し,施肥下の石灰質土におけるハイブリッドトマトの果実収量,品質,および亜鉛栄養の増加におけるそれらの有効性をテストした。結果:合成した有機亜鉛キレートは,亜鉛シュウ酸錯体を除き,色が白色で,水に完全に可溶であった。亜鉛キレートのFourier変換赤外分光法(FT-IR)キャラクタリゼーションは,アミノ酸キレートが有機酸より高い表面特性とより高い亜鉛濃度を有することを示した。亜鉛グリシナートは,他のキレートよりも高い亜鉛,安定性およびゼータ電位(-11.5mV)を含む。亜鉛キレートの野外評価は,5kgの亜鉛グリシナートha-1米の分割施用が,植栽(50%),栄養(25%),および開花期(25%)での施肥として,石灰土壌での亜鉛EDTAと比較して,より高い新鮮果実収量,品質作物生産,および亜鉛供給を記録したことを示した。さらに,それはまた,ハイブリッドトマトの植物生長と収量属性に有意な影響を及ぼした。結論:臨界成長期間における5kgの亜鉛グリシナートha-1分割散布のドリップ施肥は,石灰質土壌における雑種トマトの収量,品質および亜鉛栄養を改善するのに最適であった。Copyright The Author(s) under exclusive licence to Sociedad Chilena de la Ciencia del Suelo 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
施肥法・肥効  ,  土壌化学 

前のページに戻る