文献
J-GLOBAL ID:202202250878763130   整理番号:22A3149236

ロックインサーモグラフィ式周期加熱法によるリュウグウ粒子の熱拡散率の方向依存性分布計測

MEASUREMENT OF DIRECTIONAL DEPENDENCE DISTRIBUTION OF THERMAL DIFFUSIVITY OF RYUGU PARTICLE BY LOCK-IN THERMOGRAPHY PERIODIC HEATING METHOD
著者 (21件):
資料名:
巻: 43rd  ページ: ROMBUNNO.A134  発行年: 2022年 
JST資料番号: X0031B  ISSN: 0911-1743  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
太陽系小天体を構成する物質の熱物性を理解することは,太陽系の熱的進化を解明するために重要である。炭素質小惑星リュウグウは,太陽系初期の情報を記録していると考えられている未分化小天体の一つである。「はやぶさ2」は2020年にリュウグウを探査し,約5.4gの試料を持ち帰った。この量はサンプルリターンミッションの大成功を意味するが,サンプルの接触や加工を伴う従来の方法で熱伝導率や熱拡散率を評価するには,利用可能なサンプル量が不十分であることが判明した。本研究では,ロックインサーモグラフィーと周期加熱法を組み合わせたマイクロスケールでの小型・不定形試料の非接触・非破壊熱拡散率測定法を開発した。本手法は,任意の形状の試料に対して,温度応答の検出方向を適切に選択することにより,熱拡散率の局所的な方向性分布を評価することができる。この方法を5つのリュウグウ粒子に対して適用し,試料中のマイクロクラックや組成の不均一性に起因する局所的な熱異方性の存在を明らかにした。全試料の平均熱拡散率は,(2.8-5.8)×10-7m2/sであった。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
惑星 
引用文献 (10件):
  • H. Y. Mcsween, et al., in Asteroid III (University of Arizona Press, Tucson, 2002), pp. 559-571.
  • N. Sakatani, Doctoral thesis, The Graduate University for Advanced Studies, 2015.
  • K. Yomogida, T. Matsui, J. Geophys. Res. 88, 9513(1983).
  • M. Beech, et al., Planet. Space Sci. 57, 764 (2009).
  • A. J. Soini, et al., Meteorit. Planet. Sci. 55, 402 (2020).
もっと見る

前のページに戻る